言葉–index–
私たちの知覚の不可思議さを浮き彫りにしている、ガリレオ・ガリレイの言葉(『「こころ」はいかにして生まれるのか』(櫻井武/著)より)
マックス・デルブラックの言葉(『つぎはぎだらけの脳と心』(デイビッド・J・リンデン/著)より)。話をする時の心構えについて語っている。
意識について語ったアントニオ・R・ダマシオの言葉(『無意識の脳 自己意識の脳』より。文庫版の書名は『意識と自己』)
「自己感」について語ったアントニオ・R・ダマシオの言葉(『無意識の脳 自己意識の脳』より。文庫版の書名は『意識と自己』)
デイヴィッド・イーグルマンの言葉(『意識は傍観者である』より)。自分を知るために理解すべきことは何か、を語っている。
「閃きが生まれるのは、ふだんから考えているからだと思います」。このようなことを語った井ノ口馨の言葉(『記憶をコントロールする』より)
自然のおもしろさ(あるいは科学の醍醐味)について語った、永田和宏の言葉。
キップ・S・ソーンの言葉(『ブラックホールと時空の歪み』より)。アイデアは無意識から生まれる? そのようなことを推測している。
佐藤文隆の言葉(『「科学にすがるな!」』(佐藤文隆 艸場よしみ/著)より)。「クリエイト」というのは、芸術の専売特許ではない。科学も同じ。そのようなことを語っている。
佐藤文隆の言葉(『「科学にすがるな!」』(佐藤文隆 艸場よしみ/著)より)。「知識にはふたとおりある」という佐藤文隆。「足す知識」と「入れ替える知識」だ。どちらが大事なのかを語っている。
池谷裕二の言葉(『進化しすぎた脳』より)。記憶の「あいまいさ」と、二つの「ソウゾウ」。高校生を相手に行った講義のなかで、池谷裕二が話したこと。
池谷裕二の言葉(『進化しすぎた脳』より)。「脳」と「体」と「心」の関係について。高校生を相手に行った講義のなかで、池谷裕二が話したこと。
傳田光洋の「未だに忘れられない問題」。それは、生物とは何かを考えさせる、高校時代の期末試験の問題(『皮膚感覚と人間のこころ』より)
多田将の言葉(『すごい宇宙講義』より)。科学の特徴は「書き換えられる」ということ。そのような科学の世界で本当に価値のあることは何なのか。それを伝えている。
多田将の言葉(『すごい宇宙講義』より)。科学というのは失敗もいっぱいする。「でもそうじゃないと成功は生まれない」。そのようなことを語っている。
リン・マーギュリスの言葉。「科学が深遠な疑問を促すとき、哲学と科学は融合する」(『共生生命体の30億年』より)
マーカス・チャウンの言葉(『僕らは星のかけら』より)。『僕らは星のかけら』は、好奇心をそそる、壮大な、読ませる物語。その結びの言葉。
ピート・ハインの言葉(『僕らは星のかけら』(マーカス・チャウン/著)より)。「自然」をミクロな視点で眺めた詩的な言葉。
ウォルター・ルーウィンの言葉(『これが物理学だ!』より)。「世界を見る新しい視点」について語っている。「それは常に、震えあがるほど冷たいシャワーなのだ」
福岡伸一の言葉(『生命と記憶のパラドクス』より)。「つまり切なさというのは有限性の気づきである」。福岡伸一が、昔の自分に思いを馳せながら綴った言葉。
福岡伸一の言葉(『生命と記憶のパラドクス』より)。「今の私は、昔の私とは物質的にはすっかり別人になっている」という。だが、今の私と昔の私はつながっている。そのようなことについて語った福岡伸一の言葉。
傳田光洋の言葉(『第三の脳』より)。今の私たちに必要なことは何か? 「皮膚も脳である。言わば第三の脳だ」と「宣言」した傳田光洋が語った言葉。
大栗博司の言葉(『重力とは何か』より)。科学は、「人類が積み重ねてきたアイデアの宝庫」。そのようなことを語った大栗博司の言葉。
大栗博司の言葉(『重力とは何か』より)。「学問の進歩は洞窟を掘り広げることに似ている」という。重力研究という「洞窟」は、ニュートンが掘り、アインシュタインが掘り、今も掘り広げられている。その探究を紹介した『重力とは何か』で大栗博司は、「学問」について語っている。
レオナルド・サスキンドの言葉(『ブラックホール戦争 スティーヴン・ホーキングとの20年越しの闘い』より)。深く信頼されている物理学原理同士の衝突について語り続けた著者サスキンドは、その最終章で、「昔の地図製作者が使った「未知の土地」という言葉」を思い浮かべる。
ジョン・ホイーラーの言葉(『ブラックホール アイデアの誕生から観測へ』(マーシャ・バトゥーシャク/著)より)。著者マーシャ・バトゥーシャクは、ブラックホールという奇妙な概念の歩みを巧みに描き出し、最期に、その奇妙さが伝わってくるジョン・ホイーラーの言葉を引用した。
アインシュタインの言葉(『ブラックホールと時空の歪み』(キップ・S・ソーン/著)より)。アインシュタインの回想。振り返っているのは、一般相対論をつくりあげた日々のこと。
村上春樹の言葉(『睡眠の科学』(櫻井武/著)より)。現実と呼ぶ夢。
睡眠を詩的に表現したプルーストの言葉(『睡眠の科学』(櫻井武/著)より)
ニーチェの言葉(『脳には妙なクセがある』(池谷裕二/著)より)。池谷裕二は、脳だけではなく身体の重要性を説いている。その語りにぴたりと合ったニーチェの有名な言葉が、最後のほうで引用されている。
ブレーズ・パスカルの言葉(『意識は傍観者である』(デイヴィッド・イーグルマン/著)より)。パスカルの言葉を引用したあとで、著者イーグルマンは、人間が「見ることができない」ものを、さらに付け加えた。
「衝動」と「理性」に関するウィリアム・ジェームズの言葉(『やわらかな遺伝子』(マット・リドレー/著)より)。その言葉を引用している『やわらかな遺伝子』は、人間の本性とは何か、長年にわたる「生まれか育ちか」論争に対して「生まれは育ちを通して」と主張している本。
V・S・ラマチャンドランの言葉(『脳のなかの幽霊』より)。私たちは「観察者」ではなく、「宇宙の事象の一部」だ。そのようなことを語ったラマチャンドランの言葉。
リチャード・ファインマンの言葉(『脳のなかの幽霊、ふたたび』(V・S・ラマチャンドラン/著)より)。この言葉は、意識にまつわる考察が行われた最終章のラストで引用された。「意識をもった原子、好奇心をもった物質」。詩的に綴られたリチャード・ファインマンの言葉。
「ふしぎだと思うこと これが科学の芽です」と始まる朝永振一郎の言葉(『重力とは何か』(大栗博司/著)より)。その言葉を引用している『重力とは何か』は、重力の「ふしぎ」を浮き彫りにした本。
「私たちのなかには、空っぽの部屋がいくつかある」と始まる村上春樹の言葉(『意識をめぐる冒険』(クリストフ・コッホ/著)より)。その言葉を「序」で引用したコッホは、「私のなかにも、忘れられていた部屋がいくつかある」と綴り、そのいくつかが自身の「意識をめぐる探求」に関係していると語る。
ルイ・パスツールの言葉(『生物と無生物のあいだ』(福岡伸一/著)より)。「DNAの二重ラセン構造の発見」にまつわる「疑惑」が描かれるなかで、パスツールの言葉は引用された。
リチャード・ドーキンスの言葉(『虹の解体』より)。「あまりに身近にありすぎて麻痺してしまった感覚がある」。そのようなことを語ったリチャード・ドーキンスの言葉。