これが物理学だ!
著 者:
ウォルター・ルーウィン
出版社:
文藝春秋
No image
デカルトの誤り
著 者:
アントニオ・R・ダマシオ
出版社:
筑摩書房
No image
宇宙を創るダークマター
著 者:
キャサリン・フリース
出版社:
日本評論社
No image
意識と自己
著 者:
アントニオ・R・ダマシオ
出版社:
講談社
No image
物理学者のすごい思考法
著 者:
橋本幸士
出版社:
集英社インターナショナル
No image
量子革命
著 者:
マンジット・クマール
出版社:
新潮社
No image

科学本の言葉–21–(ピート・ハインの言葉)

「どうやら、自然とは、次から次へと果てしのない玉突きゲームを続ける何十億、何百億、何千億という粒子の別名らしい」――ピート・ハイン

マーカス・チャウン(著)
糸川洋(訳)

上記の言葉が記されているのは、『僕らは星のかけら 原子をつくった魔法の炉を探して』の第1章。第1章の「自然を構成するアルファベット」では、「地球上の万物が原子から構成されていることが解明されるまで」について述べている。そして、つぎの章では、原子はさらに小さいものから構成されていることを見ていく。そのようなところから始まり、星はどのようにして光り輝いているのか、あまたの元素はどのようにして誕生したのかを、謎解き風の構成で論じているのが、『僕らは星のかけら』だ。

僕らは星のかけら。私たちは星屑でできている。このような表現はしばしば用いられているので、どこかで目にしたことがあるのではないだろうか。私たち自身をミクロな視点で眺めてみれば、私たちも無数の粒子の集まりだ。

どうやら、自然の一部である私たちとは、無数の粒子の別名らしい。ピート・ハインの言葉を借りれば、こんな感じになるだろうか。そして無数の粒子は、「自分自身に興味を抱く」のだ。

【単行本】
僕らは星のかけら
著 者:
マーカス・チャウン
出版社:
無名舎
No image
初投稿日:2017年02月07日最終加筆:2017年09月11日

おすすめ本

著者案内

著者案内オリヴァー・サックスの画像「デイヴィッド・J・リンデンの本、どれを読む?」メイン画像「デイヴィッド・イーグルマンの本、どれを読む?」メイン画像「井ノ口馨の本、どれを読む?」メイン画像「櫻井武の本、どれを読む?」メイン画像「多田将の本、どれを読む?」メイン画像「リチャード・ドーキンスの本、どれを読む?」メイン画像「福岡伸一の本、どれを読む?」メイン画像「傳田光洋の本、どれを読む?」メイン画像「マイケル・S.ガザニガの本、どれを読む?」メイン画像「アントニオ・R・ダマシオの本、どれを読む?」メイン画像「池谷裕二の本、どれを読む?」メイン画像「リサ・ランドールの本、どれを読む?」メイン画像「ジョゼフ・ルドゥーの本、どれを読む?」メイン画像「V.S.ラマチャンドランの本、どれを読む?」メイン画像「村山斉の本、どれを読む?」メイン画像「大栗博司の本、どれを読む?」メイン画像

テーマ案内