これが物理学だ!
著 者:
ウォルター・ルーウィン
出版社:
文藝春秋
No image
デカルトの誤り
著 者:
アントニオ・R・ダマシオ
出版社:
筑摩書房
No image
宇宙を創るダークマター
著 者:
キャサリン・フリース
出版社:
日本評論社
No image
意識と自己
著 者:
アントニオ・R・ダマシオ
出版社:
講談社
No image
物理学者のすごい思考法
著 者:
橋本幸士
出版社:
集英社インターナショナル
No image
量子革命
著 者:
マンジット・クマール
出版社:
新潮社
No image

動的平衡という生命観をまだ知らない方におすすめの本

生物と無生物のあいだ
著 者:
福岡伸一
出版社:
講談社
No image

生命とは何か。この問いに対して、「生命とは動的平衡にある流れである」という著者の見解を伝えた話題作。

福岡伸一の著書は人気を博しているので、「動的平衡」という生命観をご存じの方は多いかもしれない。けれど、まだ本書に出合えていない方、これから「生命とは何か」に興味をもち、そんな好奇心を満たしてくれる本を探しはじめる方に向けて、この記事を書いておこうと思った。

生命とは何か、この定義としては「自己複製を行うシステム」というものがある。しかし福岡伸一は、この定義では不十分だと考え、再定義する。「生命とは動的平衡にある流れである」と。私たちの体は絶えず分解と合成を繰り返し、秩序を保っているようだ。この生命観は、ルドルフ・シェーンハイマーの実験にもとづいて述べられている。

本書は、「遺伝子」「動的平衡」という2つの観点から、「生命とは何か」を叙情的に描き出している。

福岡伸一の著書には、『動的平衡』というタイトルのものがある。しかし、動的平衡を最も詳細に述べている本は、『生物と無生物のあいだ』なので、こちらをおすすめしたい。

初投稿日:2015年02月05日

おすすめ本

著者案内

著者案内オリヴァー・サックスの画像「デイヴィッド・J・リンデンの本、どれを読む?」メイン画像「デイヴィッド・イーグルマンの本、どれを読む?」メイン画像「井ノ口馨の本、どれを読む?」メイン画像「櫻井武の本、どれを読む?」メイン画像「多田将の本、どれを読む?」メイン画像「リチャード・ドーキンスの本、どれを読む?」メイン画像「福岡伸一の本、どれを読む?」メイン画像「傳田光洋の本、どれを読む?」メイン画像「マイケル・S.ガザニガの本、どれを読む?」メイン画像「アントニオ・R・ダマシオの本、どれを読む?」メイン画像「池谷裕二の本、どれを読む?」メイン画像「リサ・ランドールの本、どれを読む?」メイン画像「ジョゼフ・ルドゥーの本、どれを読む?」メイン画像「V.S.ラマチャンドランの本、どれを読む?」メイン画像「村山斉の本、どれを読む?」メイン画像「大栗博司の本、どれを読む?」メイン画像

テーマ案内