これが物理学だ!
著 者:
ウォルター・ルーウィン
出版社:
文藝春秋
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デカルトの誤り
著 者:
アントニオ・R・ダマシオ
出版社:
筑摩書房
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遺伝子が語る免疫学夜話
著 者:
橋本求
出版社:
晶文社
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意識と自己
著 者:
アントニオ・R・ダマシオ
出版社:
講談社
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宇宙はなぜ美しいのか
著 者:
村山斉
出版社:
幻冬舎
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快感回路
著 者:
デイヴィッド・J・リンデン
出版社:
河出書房新社
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ミラーニューロンを一般レベルで詳しく知りたい方におすすめの本

ミラーニューロン
著 者:
ジャコモ・リゾラッティ/コラド・シニガリア
出版社:
紀伊國屋書店
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ポピュラーサイエンスの本には大別すると二種類のタイプがあると思っている。一つは、興味深く難しいことを一般レベルまで降りてきて、〝横から〟やさしく解説してくれるような本。もう一つは、やはり降りてきてくれるが、横ではなく〝少し高い位置〟にとどまり、読者をそこまで引き上げるかたちで解説してくれるような本。この分類で言えば、『ミラーニューロン』は後者のタイプの本になる。

著者の一人であるジャコモ・リゾラッティはミラーニューロンの発見者として知られており、本書では、その第一人者が、解剖学的・機能的な記述と豊富な実験データを交えながら、ミラーニューロンの発見とその意味合いを一般向けに詳しく解説している。

ミラーニューロンは、他者の意図を理解する、共感する、といった私たちの能力において重要な働きをしていると考えられている。ほかにも、言語の起源など、興味深い話題が登場する。脳科学に興味をもった人におすすめしたい読書テーマの一つがミラーニューロンであり、そのミラーニューロンについて一般レベルで詳しく知りたくなった時に手に取りたい一冊が、本書『ミラーニューロン』。

もちろん、専門用語が出てくる本を好まない方にはおすすめできないが、本文は200ページちょっとしかないので、さほど苦手意識がなければ、おすすめしたい。この一冊を読み終える頃には、脳部位などの用語にも慣れてくるし、つぎの脳科学の本を楽しむための土台もできているのではないだろうか。

今年(2023年)5月に「書物復権」によって新装版として復刊したのをきっかけに読み直した。初読のときは、専門用語が頻出するためおすすめしなかったが、やはり、その分野の第一人者が一般向けに解説した本は貴重だと思い、今回はおすすめレビューを書いてみたくなった。

なお、私は初版を再読したので、上述のページ数も初版のもの。内容については書評ページを。

初投稿日:2023年08月17日

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