これが物理学だ!
著 者:
ウォルター・ルーウィン
出版社:
文藝春秋
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デカルトの誤り
著 者:
アントニオ・R・ダマシオ
出版社:
筑摩書房
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遺伝子が語る免疫学夜話
著 者:
橋本求
出版社:
晶文社
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意識と自己
著 者:
アントニオ・R・ダマシオ
出版社:
講談社
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宇宙はなぜ美しいのか
著 者:
村山斉
出版社:
幻冬舎
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快感回路
著 者:
デイヴィッド・J・リンデン
出版社:
河出書房新社
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科学本の言葉–25–(多田将の言葉)

「科学の特徴は、「書き換えられる」ということです。
例えば文学作品は、完成した後に世に出るため、書き換えられることがありません。
しかし、現在も進みつつあるこの世界に生きている我々は、すべての物語が終わった後に歴史を見ているわけではありません。今この瞬間も、科学の歴史は作られているのです。
科学においては、これまで正しいとされていたことが、どんどん書き換わっていくことが、むしろ自然なのです(…略…)。
ですから、この科学の世界では、本当に価値のあることは、知識なり情報なりの「結果」ではなく、それらをいかにして得たのかという「過程」のほうなのです。」――多田将

多田将(著)

上記の言葉が記されているのは、『すごい宇宙講義』。「はじめに」のなかの文章なのだが、まだ続きがある。その内容は、部分的に引用しながら短くまとめると、つぎのような感じだ。

「結果は書き換わってしまえばおしまい」だが、その過程で得られた「考え方」「やり方」は、「それらを踏まえて再び考えることで」、新たなものに発展させることができる。

このことは科学に限らず、「様々なことを考えるときにも活用できる」のではないか、と話は続いていく。

また、この話は、最後にも記されている。「どんどん書き換えられていくことこそ、科学本来の姿だ」という見解を述べて本書を結んでいる。

このような真剣な語りもある一方で、笑いを交えたユニークな語りもあるのが、『すごい宇宙講義』の特徴だ。この本は、「東京カルチャーカルチャー」で著者・多田将が行った全4回の連続講演を元にした、臨場感あふれる、〝聞かせる〟宇宙講義。「ブラックホール」「ビッグバン」「暗黒物質」「そして宇宙は創られた」の4つの章からなる。

気楽な読み物という雰囲気ではあるが、実のところ、さまざまな知見を得ることができる読み応えのある本だ。ユニークな宇宙講義を〝聞きたい〟方におすすめ。内容は、書評ページを。

【単行本】
すごい宇宙講義
著 者:
多田将
出版社:
イースト・プレス
No image
初投稿日:2017年05月03日最終加筆:2017年09月20日

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