更新情報
- 2023年03月17日
- 新刊・近刊ページに、出版年「2023年2月」(20冊)及び「2023年3月」(23冊)のポピュラーサイエンスを追加しました。
- 2023年02月15日
- 新刊・近刊ページに、出版年「2023年2月」のポピュラーサイエンスを追加しています。
- 2023年02月02日
- 新刊・近刊ページに、出版年「2023年1月」のポピュラーサイエンスを41冊追加しています。
- 2023年01月06日
- 新刊・近刊本のリストアップ基準について
- 2023年01月06日
- 新刊・近刊ページに、出版年「2022年12月」のポピュラーサイエンスを28冊追加。
- 2023年01月03日
- どのような書評サイトなのかについて
- 2022年12月12日
- リニューアルオープンしました
書評
わたしの すきな もの
- 著 者:
- 福岡伸一
- 出版社:
- 婦人之友社
『婦人之友』で連載された気楽に読めるエッセイをまとめたもの。
宇宙はなぜブラックホールを造ったのか
- 著 者:
- 谷口義明
- 出版社:
- 光文社
ブラックホールの有名な話題を概観した一冊。最終章の「銀河の合体」にまつわる解説が読みどころ。
スタンフォード式最高の睡眠
- 著 者:
- 西野精治
- 出版社:
- サンマーク出版
スタンフォード大学医学部教授、SCNラボ所長の西野精治が、睡眠の基礎知識などを交えつつ、睡眠の質を高めるためのメソッドを紹介している。
色のない島へ
- 著 者:
- オリヴァー・サックス
- 出版社:
- 早川書房
「先天性全色盲」および「リティコ – ボディグ」をメインテーマとした、読ませる「ミクロネシア探訪記」
生きているのはなぜだろう。
- 著 者:
- 作・池谷裕二/絵・田島光二
- 出版社:
- ほぼ日
著者(作)である脳研究者の池谷裕二が、イリヤ・プリゴジンの非平衡熱力学理論を、著者なりに「噛み砕いて」、絵本という形式で物語にしたもの。
電波でみた宇宙
- 著 者:
- 森本雅樹
- 出版社:
- 講談社
1972年に出版された本書は、電波天文学の急速な発展によってどのような宇宙の姿が浮かび上がってきたのかを、スペクトルのグラフを示しながら解説している。
かに星雲の話
- 著 者:
- 石田五郎/大谷浩/森本雅樹/浜田哲夫/早川幸男/小田稔
- 出版社:
- 中央公論社(現/中央公論新社)
全六話からなる「かに星雲の話」。「専門を異にする」6人の著者が、かに星雲について論じている。最後に、「今後の課題をめぐって」と題した、著者らの議論が収録されている。
できない脳ほど自信過剰
- 著 者:
- 池谷裕二
- 出版社:
- 朝日新聞出版
「週刊朝日」の連載エッセイ「パテカトルの万脳薬」をまとめたもの(第二弾)。気楽に読めて、さまざまな脳科学の知見に触れることができるエッセイ集。
利己的細胞
- 著 者:
- 帯刀益夫
- 出版社:
- 新曜社
細菌や遺伝子や真核細胞にまつわる多彩な知見が得られる本。また、リチャード・ドーキンスの『利己的遺伝子』に対する反論を試みている。
脳はみんな病んでいる
- 著 者:
- 池谷裕二/中村うさぎ
- 出版社:
- 新潮社
脳研究者・池谷裕二と作家・中村うさぎの対談。自閉スペクトラム症、幻覚と夢と現実について、認知症、ゲノム編集技術、人工知能、共感など、多彩な話題がある。本書では、「正常とは何か」ということについても語っている。
進化の意外な順序
- 著 者:
- アントニオ・ダマシオ
- 出版社:
- 白揚社
本書では、私たちの心、感情、意識がいかにして進化してきたかを見ていき、そして感情やホメオスタシスの観点から、文化について、現代社会とその未来について、人間の本性について論じている。
ナチュラリスト
- 著 者:
- 福岡伸一
- 出版社:
- 新潮社
ドリトル先生の物語(児童文学)の世界観を紹介し、「ドリトル先生のイギリス」を訪ねる「ナチュラリストとしての旅路」を語り、その物語を題材に福岡生命論を展開する。
おすすめ本
超大質量ブラックホール(巨大ブラックホール)観測の話題に興味がある方におすすめの本
電波天文学の研究史的な話題と技術的な話題とがバランスよく盛り込まれている『巨大ブラックホールの謎』(本間希樹)をオススメ。
「こころ」の脳科学の基礎知識を〝要領よく〟得たい方におすすめの本
こころ、情動、感情、こうしたことについて考えるための、さまざまな脳科学の知見を得ることができる『「こころ」はいかにして生まれるのか 最新脳科学で解き明かす「情動」』(櫻井武)をオススメ。
ブラックホールのまわりで生じる現象について〝一般レベルで学びたい〟方におすすめの本
- 著 者:
- 福江純
- 出版社:
- 恒星社厚生閣
難しいことを丁寧に解説している『ブラックホールは怖くない?』『ブラックホールを飼いならす!』(福江純)をオススメ。
ブラックホールのイメージを〝効率よく〟とらえたい方におすすめの本
「とにかくやさしいブラックホールの本を」という依頼のもとに書かれた、やさしい入門書『ブラックホールをのぞいてみたら』(大須賀健)をオススメ。
超新星爆発(超新星)を知りたい方におすすめの本
超新星爆発の研究の歴史から最前線の研究まで、超新星爆発の知見(一般レベル)を見渡せる『星が「死ぬ」とはどういうことか よくわかる超新星爆発』(田中雅臣)をオススメ。
快感の脳科学に興味のある方におすすめの本
- 著 者:
- デイヴィッド・J・リンデン
- 出版社:
- 河出書房新社
専門的な解説と読み物としてのおもしろさを兼ね備えた読み応えのある本『快感回路』(デイヴィッド・J・リンデン)をオススメ。
神経科学を一般書レベルで学びたい方におすすめの本
- 著 者:
- デイビッド・J・リンデン
- 出版社:
- インターシフト
文庫版の書名は『脳はいいかげんにできている』。前半部分でしっかりと神経科学の基礎を解説し、その後で、「感覚と感情」「記憶と学習」「愛とセックス」「睡眠と夢」「宗教」といったテーマを論じていく。
「意識」を脳科学にもとづいて考えてみたい方におすすめの本
- 著 者:
- アントニオ・R・ダマシオ
- 出版社:
- 講談社
文庫版の書名は『意識と自己』。「ソマティック・マーカー仮説」で世界的に知られている神経学者ダマシオが、意識とは何か、意識はどのように構築されるのかを、自己に焦点をあて、オリジナルの用語を導入して独創的に描き出している。
共感覚を〝網羅的に〟知りたい方におすすめの本
- 著 者:
- リチャード・E・サイトウィック/デイヴィッド・M・イーグルマン
- 出版社:
- 河出書房新社
多種多様な共感覚の事例を網羅的に紹介し、共感覚の神経基盤を考察する『脳のなかの万華鏡』(リチャード・E・サイトウィック/デイヴィッド・M・イーグルマン)をオススメ。
「重力レンズ」の一般向けの入門書としておすすめの本
- 著 者:
- 二間瀬敏史
- 出版社:
- 河出書房新社
重力波と重力レンズを主題とした『重力で宇宙を見る』(二間瀬敏史)をオススメ。本書の第7章から第10章〝約70ページ〟で、重力レンズを解説。重力レンズを用いてどのようにして「宇宙のダークサイド」に迫ろうとしているのかを知ることができる。
数学への興味を喚起する本をお探しの方におすすめの本
- 著 者:
- 森田真生
- 出版社:
- 新潮社
身体をキーワードにして、「数学とは何か」「数学とは何であり得るか」を探究する『数学する身体』(森田真生)をオススメ。著者が光を当てたのは、「数学を通して「心」の解明へと向かった」数学者・岡潔。
記憶の脳科学〝入門書〟としておすすめの本
- 著 者:
- 井ノ口馨
- 出版社:
- KADOKAWA
脳科学の研究史を辿り、脳科学の基礎知識を伝授し、そして分子脳科学によって明らかにされてきた「記憶研究のフロンティア」を伝えた『記憶をあやつる』(井ノ口馨)をオススメ。
著者案内
デイヴィッド・J・リンデンの本、どれを読む?
神経科学者デイヴィッド・J・リンデンは、ある日本人同業者に「神様のような存在」と称えられている。専門用語を交えた本格的な解説でありながら勉強的な雰囲気を感じさせない、おもしろい読み物に仕上げる名手。
デイヴィッド・イーグルマンの本、どれを読む?
現実とは何か。意識は傍観者である。デイヴィッド・イーグルマン(David Eagleman)は、ふだん気づきにくい私たち自身の謎を、豊富な事例を積み重ねて浮き彫りにする第一級の書き手。
井ノ口馨の本、どれを読む?
井ノ口馨は、記憶を分子レベルで研究しており、『セル』『サイエンス』などに発表した研究成果を記憶研究の歴史などを織り込みながら紹介している。著書の魅力は、記憶研究の歴史と最先端の研究成果を知ることができるところ。
櫻井武の本、どれを読む?
櫻井武は、覚醒を安定化させている神経ペプチド「オレキシン」の発見者として知られている。絶妙な解説で、「睡眠・覚醒」の脳内メカニズムに興味を持った一般読者を深く満足させる。
多田将の本、どれを読む?
多田将は、加速器を使用した「すごい」ニュートリノ実験(T2K実験)に携わっている、金髪の物理学者。素粒子物理と宇宙を、喩えを駆使してわかりやすく解説。ユニークな語り口も好評。
リチャード・ドーキンスの本、どれを読む?
リチャード・ドーキンス(Richard Dawkins)は、世界的に著名なダーウィニズムの語り手。劇的な喩え、豊富な事例、読者を説き伏せる力強い筆致で、進化は事実であると説く。
テーマ案内
ブラックホールと星の進化
星にも、人と同じく誕生があり死があるという。星は長い歳月をかけて「進化」していく。太陽は「白色矮星」へと進化し、大質量星は「ブラックホール」へと進化する。
知覚の不可思議さを際立たせる「共感覚」
生物的なしくみが異なれば、享受している世界は異なる。この知覚の不可思議さを際立たせているのが「共感覚」と捉えたとき、この読書テーマは、きっと誰にとってもおもしろいものになる。
宇宙の約95パーセントを占める未知なるもの。ダークマター(暗黒物質)とダークエネルギー(暗黒エネルギー)
存在が浮かび上がる〝見えない〟ものたち。見えない重力源「ダークマター」。宇宙の膨張を〝加速〟させる「ダークエネルギー」
時空のさざ波、重力波
重力波は、アインシュタインの一般相対性理論から導かれる物理現象。ノーベル賞級といわれ、待ち望まれた重力波の検出が成し遂げられ、ついに、「重力波天文学」の幕が開いた。
時間、空間、物質。アインシュタインの偉大な理論「相対性理論」
時間、空間、物質は絡みあっている。物理学者たちが「美しい」と称える、アインシュタインの偉大な理論。
遺伝子のスイッチをオン・オフに制御する仕組み、エピジェネティクス
遺伝子のスイッチをオン・オフに制御する仕組み、エピジェネティクス。この読書テーマは、喩えるなら、DNAがその身にまとう「服装」のはなし。
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