進化の意外な順序
著 者:
アントニオ・ダマシオ
出版社:
白揚社
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盲目の時計職人
著 者:
リチャード・ドーキンス
出版社:
早川書房
No image
ミラーニューロンの発見
著 者:
マルコ・イアコボーニ
出版社:
早川書房
No image
芸術と科学のあいだ
著 者:
福岡伸一
出版社:
木楽舎
No image
単純な脳、複雑な「私」
著 者:
池谷裕二
出版社:
講談社
No image
これが物理学だ!
著 者:
ウォルター・ルーウィン
出版社:
文藝春秋
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NEWS

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書   評
295冊分
他レビュー
134記事
総   数
429記事

最近の更新情報

2025年06月07日
新刊・近刊ページに、出版年「2025年5月」のポピュラーサイエンスの本を32冊追加しました。
2025年06月01日
5月に追加した書評・レビューをご案内しています。今読んでいる本についても書きました。
2025年05月23日
おすすめ本に「意識の研究に興味がある高校生・大学生におすすめの本」というレビューを追加しました。
2025年05月17日
書評ページに『存在の四次元 意識の生物学理論』(ジョセフ・ルドゥー)を追加しました。
2025年05月06日
新刊・近刊ページに、出版年「2025年4月」のポピュラーサイエンスの本を35冊追加しました。
2025年05月05日
4月に追加した書評をまとめてご案内しています。また、傳田光洋とジョセフ・ルドゥーの本についても紹介しています。
2025年05月02日
書評ページに『境界で踊る生命の哲学 皮膚感覚から意識、言語、創造まで』(傳田光洋)を追加しました。
2025年04月26日
ブログページ「インターネット上のコミュニケーションと節足動物。『皮膚はすごい』(傳田光洋)のちょっとした感想」をアップしました。
2025年04月22日
櫻井武の本のまとめを更新しています(おすすめの著者の一人です)
2025年04月18日
書評ページに『皮膚はすごい 生き物たちの驚くべき進化』(傳田光洋)を追加しました。
2025年04月10日
書評ページに『情動と理性のディープ・ヒストリー 意識の誕生と進化40億年史』(ジョセフ・ルドゥー)を追加しました。
2025年04月05日
新刊・近刊ページに、出版年「2025年3月」のポピュラーサイエンスの本を34冊追加しました。
2025年04月02日
先月(3月)アップした下記の書評3冊をまとめてご案内しています。
2025年03月31日
書評ページに『SF脳とリアル脳 どこまで可能か、なぜ不可能なのか』(櫻井武)を追加しました。
2025年03月27日
書評ページに『ダマシオ教授の教養としての「意識」 機械が到達できない最後の人間性』(アントニオ・ダマシオ)を追加しました。
2025年03月12日
書評ページに『「生命の40億年」に何が起きたのか 生物・ゲノム・ヒトの謎を解く旅』(林純一)を追加しました。
2025年03月06日
新刊・近刊ページに、出版年「2025年2月」のポピュラーサイエンスの本を23冊追加しました。
2025年03月04日
先月(2月)アップした下記の書評2冊とレビュー(オリヴァー・サックスの言葉)をまとめてご案内しています
2025年02月28日
書評ページに『意識と時間と脳の波 脳はいかに世界とつながるのか』(ゲオルク・ノルトフ)を追加しました。
2025年02月24日
書評ページに『生命の意味論』(多田富雄)を追加しました。
2025年02月17日
『宇宙はなぜこんなにうまくできているのか』(村山斉)が文庫化されたので、村山斉の本とやさしい宇宙論入門書をご紹介しました
2025年02月12日
科学本の言葉に、オリヴァー・サックスの言葉を追加しました。
2025年02月07日
新刊・近刊ページに、出版年「2025年1月」のポピュラーサイエンスの本を26冊追加しました。

書評

存在の四次元

著 者:
ジョセフ・ルドゥー
出版社:
みすず書房
No image

四つの「次元のアンサンブル」として、人間を捉える。情動研究の第一人者が、進化を踏まえ、意識にまつわる研究史を織り込みながら、自身の提唱する意識の理論を説明する。

境界で踊る生命の哲学

著 者:
傳田光洋
出版社:
東京大学出版会
No image

多様な研究報告を示しながら、広義の皮膚によって象徴される「境界」の観点から、人間とその社会を考察している。

皮膚はすごい

著 者:
傳田光洋
出版社:
岩波書店
No image

さまざまな動物・植物の「皮膚」を見ていき、皮膚と脳の観点から人間を考察する。

情動と理性のディープ・ヒストリー

著 者:
ジョセフ・ルドゥー
出版社:
化学同人
No image

情動の研究で知られる著名な神経科学者ジョセフ・ルドゥーが、生命のはじまりから人類の誕生までを概観し、情動や認知について論じ、自身が提唱する意識の理論を概説している。

SF脳とリアル脳

著 者:
櫻井武
出版社:
講談社
No image

脳を題材にしたSF作品の実現可能性を考察するという切り口で、脳の特性を浮かび上がらせる。

ダマシオ教授の教養としての「意識」

著 者:
アントニオ・ダマシオ
出版社:
ダイヤモンド社
No image

身体と神経系は直接相互作用を行う一体のもの。この視点から意識の論考が展開される。

「生命の40億年」に何が起きたのか

著 者:
林純一
出版社:
光文社
No image

「生命の基本単位はゲノムである」という生命観を論じ、生命の40億年を概観して、「ヒトたらしめるもの」とは何かを考察する。

意識と時間と脳の波

著 者:
ゲオルク・ノルトフ
出版社:
白揚社
No image

脳活動の解析をもとに、意識や自己を論じる。著者が提唱している「意識の時空間理論」を脳と時間に焦点を絞って解説。

生命の意味論

著 者:
多田富雄
出版社:
講談社
No image

生命のあいまいさや多重性を浮き彫りにする。また、「超(スーパー)システム」の概念を言語や都市などの文化現象にも適用して考察。

すぐに実践したくなるすごく使える睡眠学テクニック

著 者:
櫻井武
出版社:
日本実業出版社
No image

睡眠の科学をやさしく紹介し、睡眠の本質を伝える。73項目あり、1項目は2〜3ページほどなので、多彩な睡眠エッセイを読んでいくイメージ。

なぜ宇宙は存在するのか

著 者:
野村泰紀
出版社:
講談社
No image

「本格的な、そして現代的な宇宙論を知ることができるようなもの」を目指して執筆された一冊。インフレーション理論とマルチバース理論を一般レベルで詳述している。

光と重力

著 者:
小山慶太
出版社:
講談社
No image

光と重力をキーワードに、ニュートンとアインシュタインの研究成果を紹介する。

おすすめ本

意識の研究に興味がある高校生・大学生におすすめの本

存在の四次元
著 者:
ジョセフ・ルドゥー
出版社:
みすず書房
No image

情動研究の第一人者が、進化を踏まえ、意識にまつわる研究史を織り込みながら、自身の提唱する意識の理論を説明する。

重力をテーマにした面白い一般書をお探しの方におすすめの本

重力とは何か
著 者:
大栗博司
出版社:
幻冬舎
No image

一般相対論と量子力学を融合して「究極の統一理論」になることが期待されている「超弦理論」への興味を喚起する。

万有引力の法則を〝読書で学び直したい〟方におすすめの本

重力のからくり
著 者:
山田克哉
出版社:
講談社
No image

本書の第2章まで(80ページ)で、ニュートンによる運動の法則と万有引力の法則を学ぶことができる。この80ページをおすすめしたい。

本格的かつ現代的な宇宙論の一般書をお探しの方におすすめの本

なぜ宇宙は存在するのか
著 者:
野村泰紀
出版社:
講談社
No image

私たち一般の宇宙論の知識を入門書的なレベルから〝一段上に引き上げてくれる〟読み応えのある一冊。

旅行記で福岡伸一の生命観に触れてみたい方におすすめの本

生命海流
著 者:
福岡伸一
出版社:
朝日出版社
No image

ガラパゴス旅行記だが、福岡生命論、進化論、地球科学的な話題、歴史など、多彩なエピソードが織り込まれている。旅行記にとどまらない魅力。

自己とは何かを免疫学の観点から考えてみたい方におすすめの本

免疫の意味論
著 者:
多田富雄
出版社:
青土社
No image

ベストセラーとなった多田富雄の代表作。免疫学的な「自己」と「非自己」について論じ、また、個体の生命というその全体性に光を当てている。

素粒子物理学の一般書を好んで読んでいる方におすすめの本

「宇宙のすべてを支配する数式」をパパに習ってみた
著 者:
橋本幸士
出版社:
講談社
No image

「この宇宙のすべてはたった一つの数式で書かれている」ことを伝える一冊。数式を「読む」という解説がおもしろい。とくに、物理学が好きな高校生におすすめ。

免疫学や生命科学の研究に興味がある方におすすめの本

免疫の守護者 制御性T細胞とはなにか
著 者:
坂口志文/塚﨑朝子
出版社:
講談社
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制御性T細胞の発見者である坂口志文が、自身の研究の歩みを臨場感あふれる筆致で綴っている。研究者の仕事が垣間見える一冊。

ゲノムに関する知識を一般レベルで深めたい方におすすめの本

ゲノムが語る生命像
著 者:
本庶佑
出版社:
講談社
No image

進化の観点に立ちつつ生命観を描き出し、またゲノム工学の技術も一般向けに詳述している、読み応えのある一冊。

免疫の進化に興味のある方におすすめの本

遺伝子が語る免疫学夜話
著 者:
橋本求
出版社:
晶文社
No image

自己免疫疾患はなぜ起きるようになったのか。時空を超えてつながる、進化の観点からの論考が興味深い。

免疫にまつわる読ませる物語をお探しの方におすすめの本

美しき免疫の力
著 者:
ダニエル・M・デイヴィス
出版社:
NHK出版
No image

免疫にまつわる探究をした数多の科学者たちの挑戦を、読み応えのある物語に仕立てあげている。

免疫の一般向け入門書としておすすめの本

新しい免疫入門
著 者:
審良静男/黒崎知博
出版社:
講談社
No image

本書は、「免疫反応の流れがよくわかるように」解説している。100ページ程度で免疫反応の流れを大まかに把握できる。

著者案内

橋本幸士の本、どれを読む?

レビュー「著者案内:橋本幸士」のメイン画像

橋本幸士は、理論物理学者。素粒子物理学や超ひも理論(超弦理論)のユニークな解説書を出版している。本文でやさしく、コラムで本格的に、異なるレベルの解説に同時に触れられるのが魅力。

本庶佑の本、どれを読む?

「著者案内:本庶佑」の画像

本庶佑は、「免疫抑制の阻害によるがん治療法の発見」によって、2018年のノーベル生理学・医学賞を受賞。他にも重要な研究成果を挙げており、著書を通してそれらの研究を概観できる。読者の知識レベルを引き上げる解説。

オリヴァー・サックスの本、どれを読む?

「著者案内オリヴァー・サックス」の画像

脳神経科医オリヴァー・サックスは、奇妙な神経学的な症例を人間味あふれる「患者の物語」として描き、脳の適応力のすごさや不可思議さを浮き彫りにする。

デイヴィッド・J・リンデンの本、どれを読む?

「デイヴィッド・J・リンデンの本、どれを読む?」メイン画像

神経科学者デイヴィッド・J・リンデンは、ある日本人同業者に「神様のような存在」と称えられている。専門用語を交えた本格的な解説でありながら勉強的な雰囲気を感じさせない、おもしろい読み物に仕上げる名手。

デイヴィッド・イーグルマンの本、どれを読む?

「デイヴィッド・イーグルマンの本、どれを読む?」メイン画像

現実とは何か。意識は傍観者である。デイヴィッド・イーグルマン(David Eagleman)は、ふだん気づきにくい私たち自身の謎を、豊富な事例を積み重ねて浮き彫りにする第一級の書き手。

井ノ口馨の本、どれを読む?

「井ノ口馨の本、どれを読む?」メイン画像

井ノ口馨は、記憶を分子レベルで研究しており、『セル』『サイエンス』などに発表した研究成果を記憶研究の歴史などを織り込みながら紹介している。著書の魅力は、記憶研究の歴史と最先端の研究成果を知ることができるところ。

テーマ案内

「免疫」の本、どれを読む? 自己を守る複雑かつ巧妙なしくみ

テーマ案内『「免疫」の本、どれを読む? 自己を守る複雑かつ巧妙なしくみ』メイン画像

複雑かつ巧妙な免疫のしくみを科学者たちはどのようにして解き明かし、その知見は医療にどう役立てられているのか。自己免疫疾患やアレルギー、免疫の進化など、免疫をテーマにした本には多彩な話題が登場する。

ブラックホールと星の進化

「ブラックホール」メイン画像

星にも、人と同じく誕生があり死があるという。星は長い歳月をかけて「進化」していく。太陽は「白色矮星」へと進化し、大質量星は「ブラックホール」へと進化する。

知覚の不可思議さを際立たせる「共感覚」

知覚の不可思議さを際立たせる「共感覚」メイン画像

生物的なしくみが異なれば、享受している世界は異なる。この知覚の不可思議さを際立たせているのが「共感覚」と捉えたとき、この読書テーマは、きっと誰にとってもおもしろいものになる。

宇宙の約95パーセントを占める未知なるもの。ダークマター(暗黒物質)とダークエネルギー(暗黒エネルギー)

「宇宙の約95パーセントを占める未知なるもの。ダークマター(暗黒物質)とダークエネルギー(暗黒エネルギー)」メイン画像

存在が浮かび上がる〝見えない〟ものたち。見えない重力源「ダークマター」。宇宙の膨張を〝加速〟させる「ダークエネルギー」

時空のさざ波、重力波

「時空のさざ波、重力波」メイン画像

重力波は、アインシュタインの一般相対性理論から導かれる物理現象。ノーベル賞級といわれ、待ち望まれた重力波の検出が成し遂げられ、ついに、「重力波天文学」の幕が開いた。

時間、空間、物質。アインシュタインの偉大な理論「相対性理論」

時間、空間、物質。アインシュタインの偉大な理論「相対性理論」メイン画像

時間、空間、物質は絡みあっている。物理学者たちが「美しい」と称える、アインシュタインの偉大な理論。

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