量子革命
著 者:
マンジット・クマール
出版社:
新潮社
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デカルトの誤り
著 者:
アントニオ・R・ダマシオ
出版社:
筑摩書房
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生物と無生物のあいだ
著 者:
福岡伸一
出版社:
講談社
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進化しすぎた脳
著 者:
池谷裕二
出版社:
講談社
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重力とは何か
著 者:
大栗博司
出版社:
幻冬舎
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ブラックホール
著 者:
マーシャ・バトゥーシャク
出版社:
地人書館
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ロハスの思考

書籍情報

【ソトコト新書】
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著 者:
福岡伸一
出版社:
木楽舎
出版年:
2006年5月

私は本書を、著者・福岡伸一の生命論、生物学エッセイとして読んだ

2006年に出版された本書は、その当時の「耳新しいキーワード、ロハスをめぐって」著者が考えてきたことを、「主に雑誌『ソトコト』に定期的あるいは不定期に寄稿したエッセイやレポートを軸にまとめてみたもの」だという。『ソトコト』以外の媒体に寄稿したものもいくつかあり、内容は多彩だ。

ロハス(LOHAS)とは、「Lifestyles Of Health And Sustainabilityの頭文字をとった言葉」で、「健康と持続可能性に配慮したライフスタイル」だそうだ。そして、「ロハスの思考とは、スローなもの、素材の粒だちがわかるもの、手入れをしながら長く使えるもの、あるいは円形の循環へ回帰する潮流だ」という。

著者は、「本書では、ロハスの思考のために必要な様々なヒントを提示することを目的としている」と述べている。このヒントの中核をなすのが、「動的平衡」だ。

著者はこう記している。「私たちは地球全体が大きな循環の輪の中にあることに思いを馳せつつ、むしろ、それゆえにこそ、ごく身近なところから、その輪をつむぐためのほんの少しの努力を行うことが、ロハス的であるというのだ。なぜなら私たちの生命現象自体がその循環の輪の一員であるからである。生命と環境が分子の流れのレベルで互いに通底しており、一種の平衡状態にあることは、古くて新しい認識である」と。

ルドルフ・シェーンハイマーの実験の話から「動的平衡」を説明し、また、「酸化と還元」、ワンガリ・マータイらの植林活動「グリーンベルト運動」、なぜ私たちは食べるのか、などなど、いくつもの話題を交えて、自然界の循環を描いている。

ほかにも、クローン、進化、万博、狂牛病、リスク、水について、など、さまざまな話題がある。

対談も収録されている。ひとつひとつの対談はかなり短め。対談相手は、坂本龍一(作曲家)、ヨーヨー・マ(チェリスト)、レスター・ブラウン(アース・ポリシー研究所所長)、モーガン・スパーロック(映画監督)、田中康夫(作家)

ひとこと

本書のNDCは「498」(ジャンル「医学」)だが、このサイトでは「生物」に入れた。私は本書を、著者・福岡伸一の生命論、生物学エッセイとして読んだ。

初投稿日:2016年05月17日

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