生物
書籍一覧ゲノムが語る生命像
- 著 者:
- 本庶佑
- 出版社:
- 講談社
ゲノム工学技術の進歩によって明らかにされてきた生命科学の知見を解説し、進化の観点に立ちつつ生命観を描き出す。
ゆく川の流れは、動的平衡
- 著 者:
- 福岡伸一
- 出版社:
- 朝日新聞出版
生物学者・福岡伸一の生命観に触れられる、朝日新聞の連載をまとめたエッセイ集(193篇)
ポストコロナの生命哲学
- 著 者:
- 福岡伸一/伊藤亜紗/藤原辰史
- 出版社:
- 集英社
福岡伸一、伊藤亜紗、藤原辰史が、「ピュシス」と「ロゴス」をキーワードに「ポストコロナの人間のあり方」について語り合う。
わたしの すきな もの
- 著 者:
- 福岡伸一
- 出版社:
- 婦人之友社
『婦人之友』で連載された気楽に読めるエッセイをまとめたもの。
利己的細胞
- 著 者:
- 帯刀益夫
- 出版社:
- 新曜社
細菌や遺伝子や真核細胞にまつわる多彩な知見が得られる本。また、リチャード・ドーキンスの『利己的遺伝子』に対する反論を試みている。
進化の意外な順序
- 著 者:
- アントニオ・ダマシオ
- 出版社:
- 白揚社
本書では、私たちの心、感情、意識がいかにして進化してきたかを見ていき、そして感情やホメオスタシスの観点から、文化について、現代社会とその未来について、人間の本性について論じている。
ナチュラリスト
- 著 者:
- 福岡伸一
- 出版社:
- 新潮社
ドリトル先生の物語(児童文学)の世界観を紹介し、「ドリトル先生のイギリス」を訪ねる「ナチュラリストとしての旅路」を語り、その物語を題材に福岡生命論を展開する。
ツチハンミョウのギャンブル
- 著 者:
- 福岡伸一
- 出版社:
- 文藝春秋
「週刊文春」の連載コラムをまとめたもの。一人称「福岡ハカセ」で綴るシリーズの第五弾。福岡伸一らしい読ませるエッセイが多数収録されている。
福岡伸一、西田哲学を読む
- 著 者:
- 池田善昭/福岡伸一
- 出版社:
- 明石書店
「ピュシス」対「ロゴス」をメインテーマとした、池田善昭と福岡伸一の対話。書名のとおり、福岡伸一が、西田哲学を自身の生命論「動的平衡」に照らして読み解いている。
動的平衡3
- 著 者:
- 福岡伸一
- 出版社:
- 木楽舎
著者・福岡伸一のおもな主張が盛り込まれているエッセイ集。
眠れなくなるほどおもしろい睡眠の話
- 著 者:
- 関口雄祐
- 出版社:
- 洋泉社
イルカの睡眠をはじめ、さまざまな動物の眠りを概観した一冊。もちろん、ヒトの睡眠の話題もある。
タンパク質の一生
- 著 者:
- 永田和宏
- 出版社:
- 岩波書店
「生命活動の主役」タンパク質。その「一生」を描き出し、それを通して、生物の巧妙な仕組みを浮き彫りにした一冊。
タンパク質とからだ
- 著 者:
- 平野久
- 出版社:
- 中央公論新社
タンパク質にまつわる基本的な解説から始めて、「プロテオミクス」を紹介した一冊。
生命の内と外
- 著 者:
- 永田和宏
- 出版社:
- 新潮社
「閉じつつ、開いて」いる細胞膜に焦点をあて、生命の巧妙な仕組みを浮き彫りにした一冊。
生命科学の静かなる革命
- 著 者:
- 福岡伸一
- 出版社:
- 集英社インターナショナル
本書は、生命科学の発展に寄与したロックフェラー大学の科学者に光を当てる。ノーベル賞学者を含む5人の科学者との対談では、「生命とは何か」と問いかけている。
ドーキンス博士が教える「世界の秘密」
- 著 者:
- リチャード・ドーキンス[著]/デイヴ・マッキーン[画]
- 出版社:
- 早川書房
子供たちに、科学の魅力を伝える本。進化、元素、重力、星、虹、ビッグバン、地球外生命、プレートテクトニクス、寄生生物などの話題がある。
好奇心の赴くままに ドーキンス自伝Ⅰ
- 著 者:
- リチャード・ドーキンス
- 出版社:
- 早川書房
ドーキンス自伝の第1部。本書は、著者リチャード・ドーキンスの祖先の話から始めて、世界的ベストセラー『利己的な遺伝子』の出版までの「前半生」を綴ったもの。
進化の存在証明
- 著 者:
- リチャード・ドーキンス
- 出版社:
- 早川書房
「進化を支持する証拠」を提示した一冊。多彩な話題が盛り込まれている。
祖先の物語
- 著 者:
- リチャード・ドーキンス
- 出版社:
- 小学館
鮮やかな表現で進化を論じているリチャード・ドーキンスによる生命史。著者はこう記す。「本書は、現在から過去を目指す遠大な巡礼という形でつくられている。すべての道は生命の起源に通じている」
昆虫は最強の生物である
- 著 者:
- スコット・リチャード・ショー
- 出版社:
- 河出書房新社
「節足動物」中心の生命史。カンブリア紀から新生代まで、節足動物を中心に見ていき、その時代において語るにふさわしい節足動物たちを紹介している。節足動物を賞賛する一冊。
生命のからくり
- 著 者:
- 中屋敷均
- 出版社:
- 講談社
「生命のからくり」とは、どのようなものか。本書では、生命を「情報システム」と捉え、「情報の保存」と「情報の変革」を繰り返し、新たな有用情報を蓄積していくサイクル、と論じる。これは、いわゆる「ダーウィン進化」だという。
細胞の中の分子生物学
- 著 者:
- 森和俊
- 出版社:
- 講談社
「京大理学部での講義の集大成」。本書のハイライトは、「小胞体ストレス応答」の解説。著者・森和俊は、小胞体ストレス応答の研究が「極めて高く評価され」、2014年にピーター・ウォルターとともに「アメリカのノーベル賞といわれるアルバート・ラスカー基礎医学研究賞」を受賞した。
ウイルスは生きている
- 著 者:
- 中屋敷均
- 出版社:
- 講談社
ウイルス関連の基礎知識を得ることができ、また、進化の観点からウイルスを見つめ、生命とは何かを考えてみることができる一冊。
恐竜はホタルを見たか
- 著 者:
- 大場裕一
- 出版社:
- 岩波書店
「進化」の視点で、発光生物を論じた一冊。発光生物にまつわるさまざまな知見を紹介している。120ページ。
悪魔に仕える牧師
- 著 者:
- リチャード・ドーキンス
- 出版社:
- 早川書房
リチャード・ドーキンスの初のエッセイ集。ドーキンスの3つの顔があらわれている一冊。読み応えのあるエッセイを多数収録している。
もう牛を食べても安心か
- 著 者:
- 福岡伸一
- 出版社:
- 文藝春秋
書名からは、狂牛病(BSE)にまつわる本だとわかる。だが、本書の真のテーマは、生命とは何か。
生命と食
- 著 者:
- 福岡伸一
- 出版社:
- 岩波書店
動的平衡論の観点から、「生命と食」について語ったコンパクトな一冊。62ページの小冊子。
プリオン説はほんとうか?
- 著 者:
- 福岡伸一
- 出版社:
- 講談社
ノーベル賞を受賞したセオリーである「プリオン説」を、批判的に再検討した一冊。
恐竜はなぜ鳥に進化したのか
- 著 者:
- ピーター・D・ウォード
- 出版社:
- 文藝春秋
大気中の酸素濃度は、地質年代とともに変化してきたという。この酸素濃度の変動の観点から、生物の進化を論じていく。また、恐竜の体制(ボディ・プラン)を詳述。
ロハスの思考
- 著 者:
- 福岡伸一
- 出版社:
- 木楽舎
私は本書を、著者・福岡伸一の生命論、生物学エッセイとして読んだ。