量子革命
著 者:
マンジット・クマール
出版社:
新潮社
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デカルトの誤り
著 者:
アントニオ・R・ダマシオ
出版社:
筑摩書房
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生物と無生物のあいだ
著 者:
福岡伸一
出版社:
講談社
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進化しすぎた脳
著 者:
池谷裕二
出版社:
講談社
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重力とは何か
著 者:
大栗博司
出版社:
幻冬舎
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ブラックホール
著 者:
マーシャ・バトゥーシャク
出版社:
地人書館
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ミリタリーテクノロジーの物理学<核兵器>

書籍情報

【イースト新書Q】
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著 者:
多田将
出版社:
イースト・プレス
出版年:
2015年7月

本書は、原子の構造から始めて、「核兵器はどのような仕組みによって爆発が起きているのか」を解説する。「政治的な、あるいは倫理的な話は抜き」にして、「純粋に物理学の観点から解説」

第1章は、「原子核」にまつわる基本的な話。ここでは、「主役の一人」ウラン、「名脇役」ポロニウムが登場する。

第2章は、「核兵器の原理そのもの」である「核融合と核分裂」について。喩えを用いて説明している。

第3章では、原子炉における「核分裂の連鎖反応」を解説。著者は、こう述べる。「核分裂を緩やかに行うのが原子炉で、一瞬で激しく行うのが核兵器です。原子炉と核兵器を比較すると、それぞれの構造がよりよくわかると思います」と。ここでは、チェルノブイリ原子力発電所事故(1986年)の原因にも触れている。また、「原子炉を稼働させるには次の3つの要素が重要」だと述べ、「燃料」「減速材」「冷却材」について説明している。

第4章は、「核燃料」について。「ウランの濃縮」、「プルトニウムの製造」などを解説している。ここでは、「一流の物理学者たちがつくった鉛筆の芯」というエピソードも披露している。「ところで、みなさんは、かつて戦前の日本も核兵器の開発を行っていたことを御存じでしょうか。陸軍と海軍とが、別々に、それぞれ、理化学研究所の仁科芳雄博士と、京都大学の荒勝文策博士とに、研究・開発を命じたのでした。二人は、当時の日本を代表する原子核物理学者でした」、このように著者は語り始めている。

第5章(最終章)では、「核分裂反応を利用した核兵器、原子爆弾」、「核融合反応を利用した核兵器、水素爆弾」、など、を解説。ここでは、「フランクリン・デラノ・ロウズヴェルト(ルーズベルト、Franklin Delano Roosevelt)大統領」にまつわるエピソードも登場する。

ひとこと

講演を書籍化したもので、ちょっとしたエピソードを交えながら解説しているのが、本書の特徴のひとつ。

初投稿日:2017年05月18日

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