物理
書籍一覧物理学者のすごい思考法
- 著 者:
- 橋本幸士
- 出版社:
- 集英社インターナショナル
理論物理学者の日常を垣間見ることができる、さまざまな物理学の知識や考え方に触れられる、読ませるエッセイ集。
探究する精神
- 著 者:
- 大栗博司
- 出版社:
- 幻冬舎
第一級の物理学者が半生を振り返りながら、どのように知を育んできたか、研究者にとって大切なことは何かを伝え、基礎科学の社会的意義を考察する。
生きているのはなぜだろう。
- 著 者:
- 作・池谷裕二/絵・田島光二
- 出版社:
- ほぼ日
著者(作)である脳研究者の池谷裕二が、イリヤ・プリゴジンの非平衡熱力学理論を、著者なりに「噛み砕いて」、絵本という形式で物語にしたもの。
ブラックホールは怖くない?
- 著 者:
- 福江純
- 出版社:
- 恒星社厚生閣
本書の読みどころは、ブラックホールのまわりにおける「物体の運動」及び「光線の振る舞い」について解説したところ。
目に見える世界は幻想か?
- 著 者:
- 松原隆彦
- 出版社:
- 光文社
物理学の発展を辿った一冊。物理学について語ることから始めている。「物理学とは、常識に対する挑戦である」(本書より)
ホーキング、ブラックホールを語る
- 著 者:
- スティーヴン・W・ホーキング
- 出版社:
- 早川書房
本書は、2016年のBBCリース講義で、著者ホーキングが、2回にわたってブラックホールについて語った講義録。主な話題は、ホーキング放射によるブラックホールの蒸発と、ブラックホールのインフォメーション・パラドックス。
ホーキング、宇宙を語る
- 著 者:
- スティーヴン・W・ホーキング
- 出版社:
- 早川書房
難しいけれど、読者の好奇心を掻き立てる、世界的ベストセラー。本書には、著者ホーキングが行なった「重力の量子論」の探究が記されている。
真理の探究
- 著 者:
- 佐々木閑/大栗博司
- 出版社:
- 幻冬舎
仏教学者の佐々木閑と理論物理学者の大栗博司の対話。できるかぎり正しく世界を見ること、これが対話の軸に据えられている。
「科学にすがるな!」
- 著 者:
- 佐藤文隆/艸場よしみ
- 出版社:
- 岩波書店
メインテーマは「死生観」。科学者の視点で「死」を語ってほしいという艸場よしみに、佐藤文隆は「第三の実在」などの言葉を用いて、「公共」という観点から(人間とは社会的動物であるという観点からとも言える)、「いかに生きるか」を語る。
ミリタリーテクノロジーの物理学<核兵器>
- 著 者:
- 多田将
- 出版社:
- イースト・プレス
本書は、原子の構造から始めて、「核兵器はどのような仕組みによって爆発が起きているのか」を「純粋に物理学の観点から解説」。原子炉の説明もある。
ニュートリノ
- 著 者:
- 多田将
- 出版社:
- イースト・プレス
素粒子物理学の基本から始めて、「ニュートリノ振動」の解説へ。基本的な内容から難解なところへと、少しずつ階段を登っていく。喩えを駆使した解説。
宇宙のはじまり
- 著 者:
- 多田将
- 出版社:
- イースト・プレス
巧みな喩えを駆使して、「宇宙のはじまり」を語る。読みどころは、「宇宙が出来てから1秒後」の話。
すごい実験
- 著 者:
- 多田将
- 出版社:
- イースト・プレス
高校生に素粒子物理学(とくに加速器を使用したニュートリノ実験の最前線)を伝えた講義録。
すごい宇宙講義
- 著 者:
- 多田将
- 出版社:
- イースト・プレス
〝聞かせる〟宇宙講義。笑いを交えたユニークな語り口のなかに、著者の科学への真剣さが垣間見える。この本は、類書とは明らかに異なる独特の雰囲気をもっている。
宇宙はこう考えられている
- 著 者:
- 青野由利
- 出版社:
- 筑摩書房
ヒッグス粒子の話題を軸にして、素粒子の「標準理論」の基本を概観し、それから、宇宙論の定番的な話題を紹介している。〝もっともやさしい〟入門書。
僕らは星のかけら
- 著 者:
- マーカス・チャウン
- 出版社:
- 無名舎
「原子の物語」と「星の物語」。本書は、星はどのようにして光り輝いているのか、あまたの元素はどのようにして誕生したのか、その探求を謎解き風の構成で語り尽くした一冊。
物理学を変えた二人の男
- 著 者:
- ナンシー・フォーブス/ベイジル・メイホン
- 出版社:
- 岩波書店
「電磁場」を主題に、ファラデーとマクスウェルの研究と人物像を丹念に描き出した一冊。
ブラックホール
- 著 者:
- 佐藤文隆/R.ルフィーニ
- 出版社:
- 筑摩書房
専門書と一般書の中間くらいの本。数式を交えた解説だが、数式を飛ばして言葉による説明だけを読むこともできる。
ブラックホール戦争
- 著 者:
- レオナルド・サスキンド
- 出版社:
- 日経BP社
本書は、ブラックホールとは何か、ブラックホールの蒸発とは何か、情報とは何か、エントロピーとは何かを丁寧に解説し、また、一般相対性理論、量子力学、ひも理論のエッセンスを述べ、「ブラックホールに吸い込まれる情報の運命に関する20年以上の知的戦争」を語り尽くした一冊。
虹の解体
- 著 者:
- リチャード・ドーキンス
- 出版社:
- 早川書房
この本で著者ドーキンスがしたいことは、「科学における好奇心(センス・オブ・ワンダー)を喚起すること」(本書より)
見えない宇宙
- 著 者:
- ダン・フーパー
- 出版社:
- 日経BP社
「物理学と宇宙論について私が感じている驚きをこの本で伝えたい」(本書「まえがき」より)。本書は、ダークマターとダークエネルギーの謎の正体をめぐる科学的な探究を軸にして、ミクロの世界の物理学と宇宙論について語る。
暗黒物質とは何か
- 著 者:
- 鈴木洋一郎
- 出版社:
- 幻冬舎
暗黒物質(ダークマター)とニュートリノをテーマにして、実験物理学の世界を描き出した一冊。
ブラックホール・膨張宇宙・重力波
- 著 者:
- 真貝寿明
- 出版社:
- 光文社
書名の3つ、ブラックホール・膨張宇宙・重力波は、「一般相対性理論から導かれる物理現象であり、現在の研究者が真剣に取り組んでいる研究テーマ」だという。本書は、「一般相対性理論に関連する研究に携わって25年」になる著者が、上記の3つの概説を軸にして、一般相対性理論の100年を描き出したもの。
相対性理論入門
- 著 者:
- 内山龍雄
- 出版社:
- 岩波書店
1978年に刊行され、2015年5月で第30刷のロングセラー。好評の〝数式なしの本格派〟入門書。
特殊および一般相対性理論について[新装版]
- 著 者:
- アルバート・アインシュタイン
- 出版社:
- 白揚社
アインシュタイン自身による「相対性理論」の一般向け解説書。
「相対性理論」を楽しむ本
- 著 者:
- ―
- 出版社:
- PHP研究所
2015年4月で第70刷のロングセラー。相対性理論を〝言葉〟で知りたい方の入門書〝決定版〟
アインシュタイン 相対性理論
- 著 者:
- 佐藤勝彦
- 出版社:
- NHK出版
相対性理論を〝言葉で〟知りたい方の入門書。テレビ番組のテキストをベースにつくられている。
光とは何か
- 著 者:
- 江馬一弘
- 出版社:
- 宝島社
「光」のことをゼロから知るための入門書的な一冊。
ブラックホールと時空の歪み
- 著 者:
- キップ・S・ソーン
- 出版社:
- 白揚社
「アインシュタインのとんでもない遺産」を探究する科学者たちの物語。
無の本
- 著 者:
- ジョン・D・バロウ
- 出版社:
- 青土社
本書は、科学や宗教など、さまざまな側面から無を論じたもの。その中心は、物理的な真空が古代から現代までどのように考えられてきたのかを論じること。ゼロ(0)の話題もある。