量子革命
著 者:
マンジット・クマール
出版社:
新潮社
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デカルトの誤り
著 者:
アントニオ・R・ダマシオ
出版社:
筑摩書房
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生物と無生物のあいだ
著 者:
福岡伸一
出版社:
講談社
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進化しすぎた脳
著 者:
池谷裕二
出版社:
講談社
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重力とは何か
著 者:
大栗博司
出版社:
幻冬舎
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ブラックホール
著 者:
マーシャ・バトゥーシャク
出版社:
地人書館
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生きているのはなぜだろう。

書籍情報

【単行本】
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著 者:
作・池谷裕二/絵・田島光二
出版社:
ほぼ日
出版年:
2019年5月

著者(作)である脳研究者の池谷裕二が、イリヤ・プリゴジンの非平衡熱力学理論を、著者なりに「噛み砕いて」、絵本という形式で物語にしたもの

脳研究者の池谷裕二がプリゴジンの非平衡熱力学理論を題材にして作った物語、と聞いて、絵本ではあるが読んでみたいと思った。

私は、傳田光洋の『第三の脳 皮膚から考える命、こころ、世界』を読んで以来、ずっとプリゴジンらが確立したという「開放系の熱力学」に興味を持ってきた。その時から、プリゴジンが一般向けに書いたという『混沌からの秩序』をいつか読もうと思ってきた。2019年6月時点ではまだ読んでいない。『混沌からの秩序』は、もっと自分の中に熱力学の知識(もちろん一般レベルの知識)を入れてから読みたいと、ずっと後回しにしてきた本だ。

そんなふうに思っていたところ、おもしろい脳科学の本をつくっている池谷裕二が、プリゴジンの理論を題材にして物語をつくったと知った。これはぜひ読みたい、と思ったのだった。

絵本に描かれている世界観は、ごく簡単に紹介すると、こんな感じ。私たち生命は環境から物質を体内に取り込み、体内にあったもとの物質を環境に放出して、秩序を保っている。宇宙は「無秩序」へと向かっており、そのような大きな流れの中で生命という小さな秩序が生まれている。その生命という秩序は、宇宙全体から秩序が消えていくのを速めている。このような世界観が少年の思考というかたちで描かれていく。

絵本の最後には著者・池谷裕二の簡単な解説もあるが、やはり絵本なので、プリゴジンの理論に興味をもっている人が手にとるような内容ではないと思った。絵本という形式で小さな子どもに向けて言葉少なく語ったものではなく、普通の本の形式で大人に向けて言葉を尽くして語ったものが読みたかった。

でも、この絵本によってプリゴジンの理論に興味をもつ人もいるかもしれない、と思ったので、絵本ではあるがこのサイトでも紹介してみることにした。

絵は、コンセプトアーティストの田島光二。物語の世界観とあった絵だと思ったが、でも小さな子どもが喜びそうな絵ではないような気がした(小さな子どもの気持ちはわからないので、あくまで私の想像だが)

ひとこと

ジャンルは、生物学的な話もあるが、物理のところに入れた。書籍情報下のキーワードは必ず一つ付けることにしているので、「熱力学」としたが、もちろん熱力学を一般レベルで学びたい人が手にする本ではない。

初投稿日:2019年07月02日

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