「こころ」はいかにして生まれるのか
著 者:
櫻井武
出版社:
講談社
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「宇宙のすべてを支配する数式」をパパに習ってみた
著 者:
橋本幸士
出版社:
講談社
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免疫の意味論
著 者:
多田富雄
出版社:
青土社
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ブラックホールをのぞいてみたら
著 者:
大須賀健
出版社:
KADOKAWA
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これが物理学だ!
著 者:
ウォルター・ルーウィン
出版社:
文藝春秋
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皮膚感覚と人間のこころ
著 者:
傳田光洋
出版社:
新潮社
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オリヴァー・サックスの本を読んだことがない方に向けて

脳神経科医オリヴァー・サックスの本は、日本でも多数出版され、これまで多くの人に読まれてきました。私もほとんどの著書を読み、そのまとめ記事(オリヴァー・サックスの本、どれを読む?)も作成しています。

サックスの本を読むと、さまざまな物質の想像を絶するバランスによって健康が保たれていることや、脳の適応力のすごさ、潜在力、不可思議さを感じることができます。

彼の代表作である『レナードの朝』には、「健康はいかなる病気よりも深遠なもの」と記されています。この言葉は、とくに心に残りました。

『レナードの朝』は、映画の原作としても有名なので聞いたことがある方も多いかもしれません。ただし、原作といっても小説ではありません。この本は、特異な症状を来たした脳炎後遺症患者の症例を「伝記的」アプローチで描き出し、人間の本質に迫る一冊です。大部の書ですが、一読の価値がある名作です。

他にも、おすすめしたい本がいくつもあります。その中でもとくに『火星の人類学者 脳神経科医と7人の奇妙な患者』は、長年にわたり読み継がれてきた傑作です。当サイトでは、この本を脳の適応力のすごさ、潜在力、不可思議さを感じたい、物語が好きな方におすすめの本として紹介しています。

さまざまな角度から人間の本質を探究する『意識の川をゆく』もおすすめです。「時間の知覚」に興味のある方におすすめの本として紹介していますが、〝人間の本質の探究に関するさまざまな知見に触れたい方におすすめの本〟と言える内容です。

オリヴァー・サックスは、さまざまな奇妙な神経学的な症例を人間味あふれる「患者の物語」として描いています。著者案内オリヴァー・サックスの本、どれを読む?をざっと眺めて、気になる一冊があれば手にとってみてはどうでしょうか。

初投稿日:2025年01月19日

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