これが物理学だ!
著 者:
ウォルター・ルーウィン
出版社:
文藝春秋
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デカルトの誤り
著 者:
アントニオ・R・ダマシオ
出版社:
筑摩書房
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宇宙を創るダークマター
著 者:
キャサリン・フリース
出版社:
日本評論社
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意識と自己
著 者:
アントニオ・R・ダマシオ
出版社:
講談社
No image
物理学者のすごい思考法
著 者:
橋本幸士
出版社:
集英社インターナショナル
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量子革命
著 者:
マンジット・クマール
出版社:
新潮社
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2023年7月に当サイトに追加した書評

2023年7月に当サイトに追加した書評を、それぞれの書評ページの見出しとともにお知らせします。以下2冊です。

『音楽嗜好症(ミュージコフィリア) 脳神経科医と音楽に憑かれた人々』(オリヴァー・サックス)
音楽と精神・身体との不可思議な関係を浮き彫りにする医学エッセイ。

『ゆく川の流れは、動的平衡』(福岡伸一)
生物学者・福岡伸一の生命観に触れられる、朝日新聞の連載をまとめたエッセイ集(193篇)

7月もオリヴァー・サックスの本を読みました。『音楽嗜好症(ミュージコフィリア)』は、4部(29章)からなる音楽をテーマにした医学エッセイ。神経科学的な考察が豊富で読み応えがあります。音楽と脳・身体との関係についてもっと知りたくなる、そんな一冊です。

『ゆく川の流れは、動的平衡』は、読みやすいエッセイで、「動的平衡」をはじめとする福岡伸一の生命観に触れられるところが魅力。4年以上にわたる連載をまとめているため、193篇ものエッセイが収録されています(1ページで1篇)。文学者を思わせるような表現で綴られており、多彩な話題が登場します。本書のNDC分類は「914.6」(文学/日本文学/評論、エッセイ、随筆)なので、ふだんエッセイを好んで読む方が手にとる本だと思います。その中には、この本を通して、生命科学に興味をもつようになる方もいるのではないでしょうか。そんなきっかけを作ってくれる一冊です。

8月も引き続きオリヴァー・サックスの本を読んでいく予定です。ほかには、免疫をテーマにした読書も面白いので、何か読もうと思っています。

初投稿日:2023年08月09日

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