量子革命
著 者:
マンジット・クマール
出版社:
新潮社
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デカルトの誤り
著 者:
アントニオ・R・ダマシオ
出版社:
筑摩書房
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生物と無生物のあいだ
著 者:
福岡伸一
出版社:
講談社
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進化しすぎた脳
著 者:
池谷裕二
出版社:
講談社
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重力とは何か
著 者:
大栗博司
出版社:
幻冬舎
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ブラックホール
著 者:
マーシャ・バトゥーシャク
出版社:
地人書館
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科学本の言葉–8–(ブレーズ・パスカルの言葉)

「人間は自分が立ち現われた無も、自分がのみ込まれる無限も、等しく見ることができない」――ブレーズ・パスカル『パンセ』

デイヴィッド・イーグルマン(著)
大田直子(訳)

上記の言葉が記されているのは、『意識は傍観者である 脳の知られざる営み』。この本は、私自身の中心は「私の意識」ではないという見解を神経科学のさまざまな研究事例を織り交ぜて伝えた一冊。

パスカルの言葉は、第4章「考えられる考えの種類」という章のなかの「環世界――薄片上の生活」の書き出しで引用されている。その書き出しから著者イーグルマンは、「私たちは自分の空間スケールで起こる活動さえもほとんど見ることができない」と述べ、つぎのようなことを論じていく。

同じ生態系に住んでいても、生物により知覚できる世界は異なっている。知覚できる世界は、その生物の生体内プロセスによって区切られている。かつて生物学者フォン・ユクスキュルは、これを環世界(ウムヴェルト)と呼んだ。この環世界は知覚に限らない。思考にも「思考のウムヴェルト」があるのだ。

パスカルの言葉は、本書の扉にも置かれている。

「人間は自分が立ち現われた無も、自分がのみ込まれる無限も、等しく見ることができない」

そして著者イーグルマンは、本書を通して、こう付け加えた。人間は「自分の空間スケールで起こる活動さえもほとんど見ることができない」と。

【単行本】
意識は傍観者である
著 者:
デイヴィッド・イーグルマン
出版社:
早川書房
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初投稿日:2016年06月17日最終加筆:2017年09月05日

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