量子革命
著 者:
マンジット・クマール
出版社:
新潮社
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デカルトの誤り
著 者:
アントニオ・R・ダマシオ
出版社:
筑摩書房
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生物と無生物のあいだ
著 者:
福岡伸一
出版社:
講談社
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進化しすぎた脳
著 者:
池谷裕二
出版社:
講談社
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重力とは何か
著 者:
大栗博司
出版社:
幻冬舎
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ブラックホール
著 者:
マーシャ・バトゥーシャク
出版社:
地人書館
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ベテルギウスの超新星爆発ーー加速膨張する宇宙の発見

書籍情報

【幻冬舎新書】
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著 者:
野本陽代
出版社:
幻冬舎
出版年:
2011年11月

超新星爆発の話題を中心に、さまざまな天文学の話題を紹介している

冬の夜空でひときわ目立つオリオン座。「ベルトを形成する三つの星、両肩、両膝にあたる四つの星は、どれも二等級以上の明るさで、都会でも容易に見つけることのできる大きな星座」。その「右肩にあたる」赤い星がベテルギウスだ。シリウス(おおいぬ座)とプロキオン(こいぬ座)とともに「冬の大三角」を作ってもいる。

このベテルギウスは晩年を迎えており、「いつ爆発してもおかしくない状態にある可能性」を多くの専門家が認めているそうだ。私たちには永遠に思える星だが、じつは星にも誕生があり、終わりがある。そして、「星の寿命は生まれたときにもっていた質量で決まってしまう」という。

ある質量を超えている星の多くは、その最期に爆発を起こすという。著者は、こう記している。「太陽の八倍以上の質量をもって生まれた星の多くは、一生の最後に超新星爆発を起こすことが知られています(…略…)。ベテルギウスは太陽の約二〇倍の質量をもっていたと思われますので、超新星爆発を起こすことはまちがいありません」

「ベテルギウスが二〇一二年に超新星爆発を起こすかもしれない」という噂が流れた。本書の第1章では、この噂の顛末を交えながら、ベテルギウスが現在どうなっているのかを記している。ベテルギウスを観測している大仲圭一と、「ベテルギウスのような歳をとった星の理論的な研究をしている」ノーバート・ランガー率いるグループのメンバーの話を織り込みながら解説している。また、ベテルギウスが爆発した場合の地球への影響について、爆発したベテルギウスがどう見えるのかも説明している。

第2章と第3章では、星の一生について解説。

第4章と第5章では、宇宙に関する研究の歴史を観測と理論の両方から見ていく(観測に関する話題が多めという印象)。ここには、あまたの科学者が登場する。非常にたくさんの話題が登場し、そのひとつひとつは短いので、駆け足で長い研究史を辿るような感じだろうか。

第6章では、「宇宙の膨張が加速していることを発見した業績」でノーベル物理学賞(2011年)を受賞した、サウル・パールムッター、ブライアン・シュミット、アダム・リースの研究について、彼らの競争の話題などを交えながら紹介している。

ひとこと

さまざまな天文学の話題に触れることができるが、そのぶん、ひとつひとつの話題は短め。駆け足でさまざまな風景を眺めていくような読書、という印象をもった。読みどころは、書名にもなっている第1章のベテルギウスの超新星爆発にまつわる解説だと私は思った。(人によっては、第6章を読みどころと感じるかも)

初投稿日:2018年12月03日

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