免疫の守護者 制御性T細胞とはなにか
著 者:
坂口志文/塚﨑朝子
出版社:
講談社
No image
新しい免疫入門
著 者:
審良静男/黒崎知博
出版社:
講談社
No image
幸福感に関する生物学的随想
著 者:
本庶佑
出版社:
祥伝社
No image
免疫の意味論
著 者:
多田富雄
出版社:
青土社
No image
遺伝子が語る免疫学夜話
著 者:
橋本求
出版社:
晶文社
No image
美しき免疫の力
著 者:
ダニエル・M・デイヴィス
出版社:
NHK出版
No image

芸術と科学のあいだ

書籍情報

【単行本】
No image
著 者:
福岡伸一
出版社:
木楽舎
出版年:
2015年11月

芸術をとおして「生命」を語るエッセイ集

時間、記憶、渦巻き、ヴォイド、対構造、相補性、動的平衡——これらは、著者が生命の本質を論じるうえでのキーワード。本書は、このような生命の本質を内包している芸術を語ることをとおして、生命とは何かを浮かび上がらせるエッセイ集。

とはいえ、この本は〝芸術エッセイという顔〟をしている。NDC分類も704(芸術、美術)で、生命と絡めずに芸術について語っているエッセイがいくつもある。各エッセイのはじめには、とりあげる芸術作品の画像が置かれており、パラパラとめくるだけでも楽しい、画集(小さな画集)的な要素もあわせもっている。登場する作品は、著者が愛好するフェルメールの作品(「牛乳を注ぐ女」「地理学者」など)、葛飾北斎「男波・女波」(怒涛図)、ピーテル・ブリューゲル「バベルの塔」、ほかにも写真など、いろいろ。

本書は、「日本経済新聞」(2014年2月16日〜2015年6月28日)の連載をまとめたもの。手のひらサイズのコンパクトな本。

ひとこと

芸術と生命科学との〝橋渡し〟的な一冊。

初投稿日:2016年01月27日

おすすめ本

著者案内

レビュー「著者案内:橋本幸士」のメイン画像「著者案内:本庶佑」の画像「著者案内オリヴァー・サックス」の画像「デイヴィッド・J・リンデンの本、どれを読む?」メイン画像「デイヴィッド・イーグルマンの本、どれを読む?」メイン画像「井ノ口馨の本、どれを読む?」メイン画像「櫻井武の本、どれを読む?」メイン画像「多田将の本、どれを読む?」メイン画像「リチャード・ドーキンスの本、どれを読む?」メイン画像「福岡伸一の本、どれを読む?」メイン画像「傳田光洋の本、どれを読む?」メイン画像「マイケル・S.ガザニガの本、どれを読む?」メイン画像「アントニオ・R・ダマシオの本、どれを読む?」メイン画像「池谷裕二の本、どれを読む?」メイン画像「リサ・ランドールの本、どれを読む?」メイン画像「ジョゼフ・ルドゥーの本、どれを読む?」メイン画像「V.S.ラマチャンドランの本、どれを読む?」メイン画像「村山斉の本、どれを読む?」メイン画像「大栗博司の本、どれを読む?」メイン画像

テーマ案内