これが物理学だ!
著 者:
ウォルター・ルーウィン
出版社:
文藝春秋
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デカルトの誤り
著 者:
アントニオ・R・ダマシオ
出版社:
筑摩書房
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宇宙を創るダークマター
著 者:
キャサリン・フリース
出版社:
日本評論社
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意識と自己
著 者:
アントニオ・R・ダマシオ
出版社:
講談社
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物理学者のすごい思考法
著 者:
橋本幸士
出版社:
集英社インターナショナル
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量子革命
著 者:
マンジット・クマール
出版社:
新潮社
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2023年10月に当サイトに追加した書評

2023年10月に追加した書評をお知らせします。

『道程 オリヴァー・サックス自伝』
青年期以降を赤裸々に描き出した、脳神経科医オリヴァー・サックスの自伝。著者が何に夢中になり、どのような恋愛をし、どんなふうに仕事に取り組んできたのかなど、その生き様を、家族や友人との交流など多彩なエピソードをとおして浮き彫りにする。

『美しき免疫の力』(ダニエル・M・デイヴィス)
免疫にまつわる探究をした数多の科学者の物語。本書では、自然免疫の発見、樹状細胞の発見、インターフェロンの発見、制御性T細胞の発見など、免疫にまつわるさまざまな発見の物語と、免疫の知見にもとづく新薬開発や、がん免疫療法の開発の物語を描いている。また、免疫活性の変動や免疫システムと他のシステムとのつながりを論じている。

以上、2冊です。

『道程 オリヴァー・サックス自伝』は、これまでの著書をとおして思い描いていたオリヴァー・サックスの人物像とは異なる一面が垣間見えました。少年時代については『タングステンおじさん』で綴られていますので、この2冊を読むと、オリヴァー・サックスの人生が、彼自身の卓越した描写力によって、くっきりと浮かび上がってきます。

『美しき免疫の力』には、日本人科学者も多数登場します。免疫学に関する本(ポピュラーサイエンス)を読んだあとに読むと、より物語に入り込めると思います。著者のダニエル・M・デイヴィスは読ませる物語を紡ぐ優れた書き手だと感じました。同著者の他の本も読んでみたいと思っています。

初投稿日:2023年11月08日

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