科学本のなかの言葉–21–(ピート・ハインの言葉)

「どうやら、自然とは、次から次へと果てしのない玉突きゲームを続ける何十億、何百億、何千億という粒子の別名らしい」

――ピート・ハイン

上記の言葉が記されているのは、『僕らは星のかけら 原子をつくった魔法の炉を探して』の第1章。第1章の「自然を構成するアルファベット」では、「地球上の万物が原子から構成されていることが解明されるまで」について述べている。そして、つぎの章では、原子はさらに小さいものから構成されていることを見ていく。そのようなところから始まり、星はどのようにして光り輝いているのか、あまたの元素はどのようにして誕生したのかを、謎解き風の構成で論じているのが、『僕らは星のかけら』だ。

僕らは星のかけら。私たちは星屑でできている。このような表現はしばしば用いられているので、どこかで目にしたことがあるのではないだろうか。私たち自身をミクロな視点で眺めてみれば、私たちも無数の粒子の集まりだ。

どうやら、自然の一部である私たちとは、無数の粒子の別名らしい。ピート・ハインの言葉を借りれば、こんな感じになるだろうか。そして無数の粒子は、「自分自身に興味を抱く」のだ。

初投稿日:2017年02月07日
最終加筆:2017年09月11日

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