観測天文学者の世界に興味がある方におすすめの本

宇宙の果てはどうなっているのか? 謎の古代天体「ヒミコ」に挑む

著者:大内正己

本書は「宇宙の果て」に興味を持つ方のための本ではなく、観測天文学に興味を持つ方のための本といえる。観測天文学者の世界が垣間見える内容であり、おもしろい読み物になっている。この本の内容をよく表わしているのは、タイトルではなく、副題のほうだ。

日本古代の邪馬台国の女王「卑弥呼」の名がつけられた「ヒミコ」の発見や命名のエピソード、著者が学部の4年生のときの「冷や汗をかいた、わたしの観測初体験」、ほかにも観測天文学者の世界が垣間見える話題がいくつも盛り込まれている。

「ヒミコ」は、おおよそ130億光年先にある。「130億光年先の距離に見える天体ということは、130億年過去の天体ということを意味」する。タイトルの「宇宙の果て」は、「昔の宇宙」という意味で使われている。

「宇宙の歴史」と「天文学の歴史」の概説もあるので、まだ宇宙の本をあまり読んでいない方であれば、このあたりも役立つかもしれない。観測天文学者の仕事に興味のある中学生や高校生にもおすすめできる。

初投稿日:2015年02月12日

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