これが物理学だ!
著 者:
ウォルター・ルーウィン
出版社:
文藝春秋
No image
デカルトの誤り
著 者:
アントニオ・R・ダマシオ
出版社:
筑摩書房
No image
宇宙を創るダークマター
著 者:
キャサリン・フリース
出版社:
日本評論社
No image
意識と自己
著 者:
アントニオ・R・ダマシオ
出版社:
講談社
No image
物理学者のすごい思考法
著 者:
橋本幸士
出版社:
集英社インターナショナル
No image
量子革命
著 者:
マンジット・クマール
出版社:
新潮社
No image

はじめまして数学 リメイク

書籍情報

【単行本】
No image
著 者:
吉田武
出版社:
東海大学出版部
出版年:
2014年12月
【単行本】
No image
著 者:
吉田武
出版社:
東海教育研究所
出版年:
2021年6月

好評を博した『はじめまして数学』シリーズのリメイク

『はじめまして数学』シリーズ(三分冊として出版)は、「小学生のための数学入門、大人のための再入門」というキャッチフレーズのとおり、数学入門書として好評を博した。その三分冊を合本し、内容を見直し、イラストは新しく描き直して「リメイク」したのが本書。旧版同様の「総ルビ」で、小学生向けの本だが、その内容を小学校で習うものに限定していない。

巻末の「「はじめまして」に憧れ込めて」によると、旧版への感想に、「小学生を読者対象に含む著作としては、本格的すぎるという評価」もあったそうだ。しかし著者は、大切なことは「今この瞬間に分かることではなく、憧れることなのです」と述べている。数学の学びを音楽の学びにたとえて、「四分音符だけの練習曲に憧れて、その道に進む人は少ないでしょう」といい、「歴史的名曲、世界的名演奏との出会い」の大切さを語っている。

本書は三部構成で、第一部では、自然数の性質、四則計算のしくみ、無限、素数、素因数分解など、第二部では、「完全数」などの「面白い数の性質」について、「数0」、負の数、ベクトル、虚数など、第三部では、分数の本質に迫る、といった内容になっている。

大高郁子の楽しいイラスト付きの数学入門書。

(引用の際に「,」は「、」にして、ルビは省略した)

ひとこと

子供向けの本だが、数学を「最初から」学び直そうと思っている大人(とくに小学生用の教科書や問題集を手にするのは気が進まないという方)にもおすすめ。

初投稿日:2015年08月12日

おすすめ本

著者案内

著者案内オリヴァー・サックスの画像「デイヴィッド・J・リンデンの本、どれを読む?」メイン画像「デイヴィッド・イーグルマンの本、どれを読む?」メイン画像「井ノ口馨の本、どれを読む?」メイン画像「櫻井武の本、どれを読む?」メイン画像「多田将の本、どれを読む?」メイン画像「リチャード・ドーキンスの本、どれを読む?」メイン画像「福岡伸一の本、どれを読む?」メイン画像「傳田光洋の本、どれを読む?」メイン画像「マイケル・S.ガザニガの本、どれを読む?」メイン画像「アントニオ・R・ダマシオの本、どれを読む?」メイン画像「池谷裕二の本、どれを読む?」メイン画像「リサ・ランドールの本、どれを読む?」メイン画像「ジョゼフ・ルドゥーの本、どれを読む?」メイン画像「V.S.ラマチャンドランの本、どれを読む?」メイン画像「村山斉の本、どれを読む?」メイン画像「大栗博司の本、どれを読む?」メイン画像

テーマ案内