進化の意外な順序
著 者:
アントニオ・ダマシオ
出版社:
白揚社
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盲目の時計職人
著 者:
リチャード・ドーキンス
出版社:
早川書房
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ミラーニューロンの発見
著 者:
マルコ・イアコボーニ
出版社:
早川書房
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芸術と科学のあいだ
著 者:
福岡伸一
出版社:
木楽舎
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単純な脳、複雑な「私」
著 者:
池谷裕二
出版社:
講談社
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これが物理学だ!
著 者:
ウォルター・ルーウィン
出版社:
文藝春秋
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2025年7月に当サイトに追加した書評・レビュー

2025年7月に追加した書評・レビューをお知らせします。

『95%の宇宙 解明されていない“謎”を読み解く宇宙入門』(野村泰紀)
宇宙と物理学(素粒子、量子力学、時間、量子重力)に関する謎にフォーカスしながら、これらの基礎的な知識を紹介する。多様な話題を盛り込んでおり、この分野の一般向けの定番的な話題を広く見渡すことができる。一つ一つの内容には深入りしない解説なので、その意味で、入門書というよりは〝「超」入門書〟。

追加した書評は、以上です。

他に、ヨーロッパの「自然思想史(古代〜近代)」に興味がある方におすすめの本というレビューを追加しました。ご紹介したのは、『磁力と重力の発見』(山本義隆)です。この本は、各時代を代表する人物たちの自然観や磁力・重力理解を、原典にあたりながら、その時代背景や経歴を交えて描き出した大著です。

また、「情動」研究の第一人者ジョセフ・ルドゥーの著書のまとめを最新版に更新しました。ルドゥーは、恐怖の脳内メカニズムの研究者としてよく知られています。一般向けの本でも、科学の質を高いレベルに保った本格的な解説がなされています。

一般向けのあまりに簡略化された説明に物足りなさを感じている方で、専門書ほどの詳細な解説は不要という方には、ルドゥーの本をおすすめしています。近年に出版されたのが、『存在の四次元』『情動と理性のディープ・ヒストリー』です。どちらも読み応えがあります。『存在の四次元』は、意識の研究に興味がある高校生・大学生におすすめの本としても紹介しています。

『95%の宇宙』の著者・野村泰紀は、YouTube動画にも出演しており、ここ数年でポピュラーサイエンスの本の人気著者に踊りでました。当サイトには、『なぜ重力は存在するのか 世界の「解像度」を上げる物理学超入門』『なぜ宇宙は存在するのか はじめての現代宇宙論』の書評もあります。後者、『なぜ宇宙は存在するのか』は、本格的かつ現代的な宇宙論の一般書をお探しの方におすすめの本としても紹介しています。

初投稿日:2025年08月04日

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