進化の意外な順序
著 者:
アントニオ・ダマシオ
出版社:
白揚社
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盲目の時計職人
著 者:
リチャード・ドーキンス
出版社:
早川書房
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ミラーニューロンの発見
著 者:
マルコ・イアコボーニ
出版社:
早川書房
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芸術と科学のあいだ
著 者:
福岡伸一
出版社:
木楽舎
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単純な脳、複雑な「私」
著 者:
池谷裕二
出版社:
講談社
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これが物理学だ!
著 者:
ウォルター・ルーウィン
出版社:
文藝春秋
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2025年5月に当サイトに追加した書評・レビュー

2025年5月に追加した書評・レビューをお知らせします。

『存在の四次元 意識の生物学理論』(ジョセフ・ルドゥー)
四つの「次元のアンサンブル」として、人間を捉える。情動研究の第一人者が、進化を踏まえ、意識にまつわる研究史を織り込みながら、自身の提唱する意識の理論を説明する。

『境界で踊る生命の哲学 皮膚感覚から意識、言語、創造まで』(傳田光洋)
多様な研究報告を示しながら、広義の皮膚によって象徴される「境界」の観点から、人間とその社会を考察している。(5月2日に書評をアップしたので先月もお知らせしました。)

追加した書評は、以上2冊です。

ほかに、意識の研究に興味がある高校生・大学生におすすめの本というレビューを書きました。紹介したのは、上述の『存在の四次元 意識の生物学理論』(ジョセフ・ルドゥー)です。

著者のルドゥーは、「専門家と一般読者の双方を対象に本書を執筆した」と述べており、一般読者にもわかるような説明を心がけつつ、専門家も読むに値する議論を展開したと言えます。このような内容は、意識研究(神経科学や心理学)に興味をもっている高校生・大学生に最適だと思います。

もちろん、意識にまつわる多彩な知識に触れられる本なので、研究者を目指すわけではない一般読者にもおすすめできる一冊です。書評ページでは、〝壮大な知の旅〟という表現を用いて紹介しました。

今読んでいるのは、名著として知られている『磁力と重力の発見』(山本義隆)です。全3巻(「1 古代・中世」「2 ルネサンス」「3 近代の始まり」)という大部の書で内容も濃いので、少しずつじっくりと読み進めています。

この文章を書いている現在、「2 ルネサンス」を読み終えたところです。「1 古代・中世」を読んだのが昨年秋頃で、この間に他の本を何冊も挟んでいるため、「1 古代・中世」もところどころ読み返しました。とても面白い読み物です。読書の醍醐味をあらためて感じながら読んでいます。書評(書籍の内容紹介)も少しずつ書いています。

初投稿日:2025年06月01日

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