免疫の守護者 制御性T細胞とはなにか
著 者:
坂口志文/塚﨑朝子
出版社:
講談社
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新しい免疫入門
著 者:
審良静男/黒崎知博
出版社:
講談社
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幸福感に関する生物学的随想
著 者:
本庶佑
出版社:
祥伝社
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免疫の意味論
著 者:
多田富雄
出版社:
青土社
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遺伝子が語る免疫学夜話
著 者:
橋本求
出版社:
晶文社
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美しき免疫の力
著 者:
ダニエル・M・デイヴィス
出版社:
NHK出版
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睡眠の脳内メカニズムを知りたい方におすすめの本

睡眠の科学
著 者:
櫻井武
出版社:
講談社
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日々、私たちは睡眠と覚醒を繰り返している。この切り替えが行われるとき、脳ではどんな変化が起こっているのだろうか。本書は、睡眠と覚醒を切り替える脳内メカニズムの一般向け解説書として充実した内容をもつ。しかもブルーバックスなので手頃な分量だ。

睡眠の脳内メカニズムを知るうえでは、やはり脳科学の基礎知識が必要となる。本書の良さの一つは、脳科学の基礎知識をコラムの形で提供しているところ。そのため、脳科学の知識ゼロからでも読みはじめることができる。

本書は、やさしすぎない専門的すぎないという丁度良い解説なのだが、脳の一般向け解説書を読んだことのない読者の場合は、多少難しく感じるかもしれない。それくらいきちんと説明がなされている。だからこそ、睡眠の脳内メカニズムに興味をもった方におすすめできる。

最後までじっくりと読み進めることで、睡眠知識はもちろん、脳科学の基礎知識も得られる。きっと充実した読書時間となるはず。著者の櫻井武は、覚醒の制御にかかわる神経ペプチド「オレキシン」の発見者。

初投稿日:2015年04月14日

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