動的平衡という生命観をまだ知らない方におすすめの本

生物と無生物のあいだ

著者:福岡伸一

生命とは何か。この問いに対して、「生命とは動的平衡にある流れである」という著者の見解を伝えた話題作。

福岡伸一の著書は人気を博しているので、「動的平衡」という生命観をご存じの方は多いかもしれない。けれど、まだ本書に出合えていない方、これから「生命とは何か」に興味をもち、そんな好奇心を満たしてくれる本を探しはじめる方に向けて、この記事を書いておこうと思った。

生命とは何か、この定義としては「自己複製を行うシステム」というものがある。しかし福岡伸一は、この定義では不十分だと考え、再定義する。「生命とは動的平衡にある流れである」と。私たちの体は絶えず分解と合成を繰り返し、秩序を保っているようだ。この生命観は、ルドルフ・シェーンハイマーの実験にもとづいて述べられている。

本書は、「遺伝子」「動的平衡」という2つの観点から、「生命とは何か」を叙情的に描き出している。

福岡伸一の著書には、『動的平衡』というタイトルのものがある。しかし、動的平衡を最も詳細に述べている本は、『生物と無生物のあいだ』なので、こちらをおすすめしたい。

初投稿日:2015年02月05日

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