これが物理学だ!
著 者:
ウォルター・ルーウィン
出版社:
文藝春秋
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デカルトの誤り
著 者:
アントニオ・R・ダマシオ
出版社:
筑摩書房
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宇宙を創るダークマター
著 者:
キャサリン・フリース
出版社:
日本評論社
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意識と自己
著 者:
アントニオ・R・ダマシオ
出版社:
講談社
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物理学者のすごい思考法
著 者:
橋本幸士
出版社:
集英社インターナショナル
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量子革命
著 者:
マンジット・クマール
出版社:
新潮社
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分子生物学の手法や研究者の思考に興味がある方におすすめの本

ミトコンドリア・ミステリー
著 者:
林純一
出版社:
講談社
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書名の「ミステリー」という言葉は、本書の特徴をうまく表している。〝容疑者〟は「ミトコンドリアDNA」。癌や老化の原因がミトコンドリアDNAの突然変異にあるとする説は本当なのか? ミトコンドリアDNAは、有罪なのか冤罪なのか。その判定を下すためにははっきりとした〝証拠〟が必要だ。この〝証拠〟を手にするためには、どのような実験を行えばよいのか。研究者の思考と分子生物学の手法がたっぷりと語られる。それが本書の魅力だ。

著者の素顔が垣間見えるところも読みどころのひとつ。研究者として実験結果を信じて、学界の主流となっている仮説に強い心をもって立ち向かい、またその分野の第一人者と論争を繰り広げる。科学者を志す方にとっても一読の価値がある本ではないだろうか。

本書は、第4章からとくにおもしろくなる。実験の詳細を語られるのが苦手でなければ、おすすめの一冊。

初投稿日:2015年06月27日

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