免疫の守護者 制御性T細胞とはなにか
著 者:
坂口志文/塚﨑朝子
出版社:
講談社
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新しい免疫入門
著 者:
審良静男/黒崎知博
出版社:
講談社
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幸福感に関する生物学的随想
著 者:
本庶佑
出版社:
祥伝社
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免疫の意味論
著 者:
多田富雄
出版社:
青土社
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遺伝子が語る免疫学夜話
著 者:
橋本求
出版社:
晶文社
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美しき免疫の力
著 者:
ダニエル・M・デイヴィス
出版社:
NHK出版
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2024年10月に当サイトに追加した書評

2024年10月に追加した書評をお知らせします。

『免疫から哲学としての科学へ』(矢倉英隆)
本書では、免疫に関する科学の成果を検討し、免疫は「生物界に遍く存在し、生命と不可分の機能である」、「生命の根底を成す機能である認識と記憶を支える最も古く、最も普遍的な認知装置である」という論を展開し、さらに哲学的な考察を加えている。

『真空のからくり 質量を生み出した空間の謎』(山田克哉)
本書では、量子力学の基礎的なことから説明を始めて、量子力学によって描き出される真空とはどのようなものかを紹介し、「発生源のない真空のエネルギー」の実在を裏づける現象について詳述する。さらに、「「力が真空を伝わる」とはどういうことか」から説き起こして、とくに「弱い相互作用」について詳しく見ていき、質量を獲得するメカニズムを解説する。

10月にアップした書評は、以上2冊です。

ほかに、テーマ案内に「免疫」の本、どれを読む? 自己を守る複雑かつ巧妙なしくみを追加しました。

複雑かつ巧妙な免疫のしくみを科学者たちはどのようにして解き明かし、その知見は医療にどう役立てられているのか。自己免疫疾患やアレルギー、免疫の進化など、免疫をテーマにした本には多彩な話題が登場します。自己と非自己の識別という哲学的な論考も興味をそそります。このレビューでは、免疫に関する知識を得られる一般向けの本をまとめてご紹介しています。

また、前回のブログで読む予定と書いた『磁力と重力の発見1 古代・中世』も読みました。この本は全3巻ですので、「2 ルネサンス」「3 近代の始まり」を読んでから書評を書きます。時間があれば一気に読んで書評も書こうと思っていたのですが、予想以上に「内容が濃い」ので少しずつじっくりと読み進めることにしました。

初投稿日:2024年11月02日

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