量子革命
著 者:
マンジット・クマール
出版社:
新潮社
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デカルトの誤り
著 者:
アントニオ・R・ダマシオ
出版社:
筑摩書房
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生物と無生物のあいだ
著 者:
福岡伸一
出版社:
講談社
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進化しすぎた脳
著 者:
池谷裕二
出版社:
講談社
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重力とは何か
著 者:
大栗博司
出版社:
幻冬舎
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ブラックホール
著 者:
マーシャ・バトゥーシャク
出版社:
地人書館
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ヒトはなぜ人生の3分の1も眠るのか?ーー脳と体がよみがえる!「睡眠学」のABC

書籍情報

【単行本】
No image
著 者:
ウィリアム・C・デメント
訳 者:
藤井留美
出版社:
講談社
出版年:
2002年7月

睡眠の世界的権威であるデメントが、研究などのエピソードをまじえながら、睡眠知識を伝授する

本書は、睡眠研究や睡眠障害の診断・治療のエピソードが満載で、読み物としてのクオリティが高い。睡眠知識が得られる本であると同時に、おもしろい読み物でもある。「三週間の眠り改善プログラム」があり、睡眠改善の実践の手引書という性格もあわせもっている。

上記のような特徴があり、しかも「睡眠障害の診断と治療に関する世界的権威」のデメントの本なので、かなり前の本とはいえ、一読の価値があるのではないだろうか。

著者は、ナサニエル・クライトマンの研究室に入り、ユージン・アゼリンスキーの助手となり、「急速眼球運動」の研究に従事する。そして、いまではよく知られた睡眠段階である「レム睡眠」を発見する。この「レム睡眠」という命名について、「この名称は軽い気持ちでつけたので、まさか五〇年後も使われるとは思ってもみなかった」と述べている。

本書には、レム睡眠の発見にまつわる話題のほかにも、著者が「夢剝奪」と呼んだ「レム睡眠剝奪実験」など、興味深いエピソードがたくさん盛り込まれている。

しかしエピソードのなかには、不眠症にまつわる悲しい話もある。本書では、「睡眠時無呼吸」や「ナルコレプシー」など、さまざまな睡眠障害がとりあげられている。また、睡眠不足がもたらす社会的な脅威についても語られ、睡眠知識をもつことの重要性も説かれている。

そしてもちろん、睡眠負債や体内時計、「眠りと免疫」など、睡眠にまつわるさまざまな解説がなされている。

本書の最後には、「自分の寝不足度と最適睡眠時間を知ろう」と「今夜から始めよう! 三週間の眠り改善プログラム」がある。睡眠に悩んでいるのなら、試してみるのもよさそうだ。

ひとこと

訳者あとがきに代えて「睡眠検査体験記」もおもしろい。

初投稿日:2015年02月22日

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