脳/医学
書籍一覧驚きの皮膚
- 著 者:
- 傳田光洋
- 出版社:
- 講談社
皮膚科学の見地から、人間社会に存在する「システム」について論じることを試みた一冊。また、皮膚の進化、皮膚の基本構造や「バリア機能」や「見えざる能力」、皮膚とこころの関係などを語り尽くす。芸術の話題も登場。
皮膚感覚と人間のこころ
- 著 者:
- 傳田光洋
- 出版社:
- 新潮社
皮膚科学の観点から、人のこころ・意識・自己について考察し、また、皮膚の構造や皮膚の防御機能などを解説する。
意識をめぐる冒険
- 著 者:
- クリストフ・コッホ
- 出版社:
- 岩波書店
本書は、「意識の脳科学研究」の最前線を紹介する「科学書」であり、師との交流、生い立ち、宗教、家族のことなどを綴る「自叙伝」でもある。心を打つ科学読み物。
人間らしさとはなにか?
- 著 者:
- マイケル・S・ガザニガ
- 出版社:
- インターシフト
「私たち人間は特別だ」と著者ガザニガは主張する。本書は、さまざまな科学者の研究を紹介しながら、人間のユニークさを浮き彫りにしたもの。
<わたし>はどこにあるのか
- 著 者:
- マイケル・S.ガザニガ
- 出版社:
- 紀伊國屋書店
分離脳研究で知られるガザニガによる二週間の連続講義をまとめたもの。脳科学の知見に基づき、意識、自由意志と責任、社会的行動などを論じている。
デカルトの誤り
- 著 者:
- アントニオ・R・ダマシオ
- 出版社:
- 筑摩書房
合理的な意志決定には「情動」と「感情」が不可欠であるという「ソマティック・マーカー仮説」。本書は、情動や感情と理性の関係を論じ、また心と自己の深淵にも迫る世界的ベストセラー。
感じる脳
- 著 者:
- アントニオ・R・ダマシオ
- 出版社:
- ダイヤモンド社
スピノザに照らしながら「感情」を論じた「感情の神経生物学」の本であり、見方をかえれば、神経生物学の見地からスピノザを論じることを試みた本ともいえる。
自己が心にやってくる
- 著 者:
- アントニオ・R・ダマシオ
- 出版社:
- 早川書房
意識はどのように構築されるのか。これまでの著者の見解をまとめつつ、前著『無意識の脳 自己意識の脳』(文庫版書名『意識と自己』)で展開した仮説を〝補足修正〟する。
無意識の脳 自己意識の脳
- 著 者:
- アントニオ・R・ダマシオ
- 出版社:
- 講談社
「ソマティック・マーカー仮説」で世界的に知られている神経学者ダマシオが、意識とは何か、意識はどのように構築されるのかを、自己に焦点をあて、オリジナルの用語を導入して独創的に描き出す。文庫版の書名は『意識と自己』
脳のなかの倫理
- 著 者:
- マイケル・S.ガザニガ
- 出版社:
- 紀伊國屋書店
著名な神経科学者が、脳神経科学や遺伝学といった科学技術の進歩がもたらす倫理問題を論じる。
おなかの赤ちゃんは光を感じるか
- 著 者:
- 太田英伸
- 出版社:
- 岩波書店
胎児や新生児はどのように光を感じているのか。光の情報と成長の関係は? 生物時計や「赤ちゃんの目の光センサーの発達」などを解説し、新生児室の光環境を考える。
<眠り>をめぐるミステリー
- 著 者:
- 櫻井武
- 出版社:
- NHK出版
驚くべき睡眠病や創作に見られる睡眠をとりあげながら、脳科学の知見に基づいて睡眠を解説する。
和解する脳
- 著 者:
- 池谷裕二/鈴木仁志
- 出版社:
- 講談社
脳研究者の池谷裕二と弁護士の鈴木仁志の対談本。
意識は傍観者である
- 著 者:
- デイヴィッド・イーグルマン
- 出版社:
- 早川書房
文庫版書名『あなたの知らない脳』。私自身の中心は「私の意識」ではない。この見解を神経科学のさまざまな研究事例を織り交ぜて伝える。
脳には妙なクセがある
- 著 者:
- 池谷裕二
- 出版社:
- 扶桑社
気軽に読める脳の「小ネタ集」。池谷裕二の「脳観」もしっかりと語られている。意志は「周囲の環境と身体の状況で決まります」というのが著者の見解。
心の脳科学
- 著 者:
- 坂井克之
- 出版社:
- 中央公論新社
脳画像研究の手法と実験結果を解説し、それに基づいて「心」を考察する。
ゆらぐ脳
- 著 者:
- 池谷裕二/木村俊介
- 出版社:
- 文藝春秋
仕事をテーマに聞き書きを行っている木村俊介が、脳研究者である池谷裕二の研究内容や考えなどを紹介したもの。
海馬
- 著 者:
- 池谷裕二/糸井重里
- 出版社:
- 新潮社
糸井重里と池谷裕二の対談。糸井重里が、「コミュニケーションの能力を高めるにはどうすればいいか、という観点から」池谷裕二の知識を引き出し、巧みに話を展開する。
睡眠の科学
- 著 者:
- 櫻井武
- 出版社:
- 講談社
覚醒の制御にかかわる神経ペプチド「オレキシン」の発見者である著者が、睡眠と覚醒の脳内メカニズムを解説。
ヒトはなぜ人生の3分の1も眠るのか?
- 著 者:
- ウィリアム・C・デメント
- 出版社:
- 講談社
睡眠の世界的権威であるデメントが、研究などのエピソードをまじえながら、睡眠知識を伝授する。
睡眠のはなし
- 著 者:
- 内山真
- 出版社:
- 中央公論新社
睡眠障害にスポットライトをあて、私たちの生活や健康に役立つような「快眠のためのヒント」となる知見を述べた一冊。
自分では気づかない、ココロの盲点
- 著 者:
- 池谷裕二
- 出版社:
- 朝日出版社
認知バイアスと呼ばれる「脳のクセ」をクイズ形式で30個紹介した本。(追記:「完全版」として出版されたブルーバックス版は80個)
「細胞シート」の奇跡
- 著 者:
- 岡野光夫
- 出版社:
- 祥伝社
驚嘆すべき医療テクノロジー「細胞シート」のすべてを、開発者自らが明らかにする。再生医療のすごさが伝わってくる一冊。
二つの脳と一つの心
- 著 者:
- M.S.ガザニガ/J.E.レドゥー
- 出版社:
- ミネルヴァ書房
分割脳(分離脳)に関する知見が得られる本。
エモーショナル・ブレイン
- 著 者:
- ジョセフ・ルドゥー
- 出版社:
- 東京大学出版会
情動研究の第一人者が、「情動」研究の発展を辿り、恐怖の脳内メカニズムを解説する。
シナプスが人格をつくる
- 著 者:
- ジョゼフ・ルドゥー
- 出版社:
- みすず書房
「何が私を私たらしめているのか」という問題に対して、著者は「あなたはあなたのシナプスだ」という結論を提示する。「脳が自己をつくる生物学的メカニズムを探求」する大著。
脳を支配する前頭葉
- 著 者:
- エルコノン・ゴールドバーグ
- 出版社:
- 講談社
前頭葉障害の患者たちとのエピソードをとおして、前頭葉の役割を浮き彫りにする。映画や小説をおもわせる自叙伝の側面もあわせもつ。
脳はなにかと言い訳する
- 著 者:
- 池谷裕二
- 出版社:
- 新潮社
多彩な話題で脳の特性を浮かび上がらせる、脳研究者によるエッセイ。
新版 脳波の旅への誘い
- 著 者:
- 市川忠彦
- 出版社:
- 星和書店
やさしい解説で好評の脳波入門書。ロングセラー。
時間の分子生物学
- 著 者:
- 粂和彦
- 出版社:
- 講談社
生物時計(体内時計)を遺伝子レベルで解説している。睡眠の話題もあり。