重力波関連レビュー
「重力レンズ」の一般向けの入門書としておすすめの本
重力で宇宙を見る
- 著 者:
- 二間瀬敏史
- 出版社:
- 河出書房新社
重力波と重力レンズを主題とした『重力で宇宙を見る』(二間瀬敏史)をオススメ。本書の第7章から第10章〝約70ページ〟で、重力レンズを解説。重力レンズを用いてどのようにして「宇宙のダークサイド」に迫ろうとしているのかを知ることができる。
〝重力波天文学の世界を覗き見たい〟という方におすすめの本
歴史的発見を成し遂げたLIGOに関わった人々の素顔を、重力波の検出に魅せられた科学者の素顔を、丹念な取材に基づいて描き出した『重力波は歌う アインシュタイン最後の宿題に挑んだ科学者たち』(ジャンナ・レヴィン)をオススメ。
時空のさざ波、重力波
重力波は、アインシュタインの一般相対性理論から導かれる物理現象。ノーベル賞級といわれ、待ち望まれた重力波の検出が成し遂げられ、ついに、「重力波天文学」の幕が開いた。
「原始重力波」とは何か、「Bモード偏光」とは何か、に興味のある方におすすめの本
2014年3月にはじまった「原始重力波発見騒動」の顛末など、著者の素顔が垣間見える、さまざまなエピソードを盛り込んだ『宇宙背景放射 「ビッグバン以前」の痕跡を探る』(羽澄昌史)をオススメ。
重力波、ブラックホール、アインシュタイン方程式、に興味がある方で、〝ハードな一般向け解説書〟を好む方におすすめの本
エピソードが豊富で、また、一般書ではあまり見かけないハードな内容もある、そのバランスの良さが魅力の『ブラックホール・膨張宇宙・重力波 一般相対性理論の100年と展開』(真貝寿明)をオススメ。