これが物理学だ!
著 者:
ウォルター・ルーウィン
出版社:
文藝春秋
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デカルトの誤り
著 者:
アントニオ・R・ダマシオ
出版社:
筑摩書房
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宇宙を創るダークマター
著 者:
キャサリン・フリース
出版社:
日本評論社
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意識と自己
著 者:
アントニオ・R・ダマシオ
出版社:
講談社
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物理学者のすごい思考法
著 者:
橋本幸士
出版社:
集英社インターナショナル
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量子革命
著 者:
マンジット・クマール
出版社:
新潮社
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人の行動や思考と〝無意識〟との関係を脳科学に基づいて考えてみたい方におすすめの本

意識は傍観者である
著 者:
デイヴィッド・イーグルマン
出版社:
早川書房
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なぜ、自分があんなことをしたのかわからない。自分の言動を振り返ってみると、誰にでもそのようなことがあるのではないだろうか。つい言っちゃった、とはよく聞く言葉だ。

著者はこんなふうに述べている。「私たちがやること、考えること、そして感じることの大半は、私たちの意識の支配下にはない」と。すなわち、その大半は、〝無意識〟によって決められているという。

上記の一文を注意深く読むと、「考えること」とある。私たちの行動だけでなく、思考さえもが、その大半は「私たちの意識の支配下にはない」と本書は述べているのだ。

一見すると、とんでもない主張に思えるが、著者は、いくつもの事例を積み重ねて、積み重ねて、積み重ねて、〝無意識〟の広大さを、「意識は傍観者である」ことを説いていく。本書の魅力は、いくつもの事例を盛り込んでいるところだ。

内容については、書評ページを(いろいろと書いたので、ぜひ)。最後に、すばらしく読みやすい本であることを強調しておきたい。

私は単行本を読んでレビューを書いている。リンク先は文庫版(文庫版の書名は『あなたの知らない脳』)に変更した。

初投稿日:2016年06月28日最終加筆:2022年12月28日

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