のうだま2 ——記憶力が年齢とともに衰えるなんてウソ!

書籍情報

【単行本】
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著 者:
上大岡トメ/池谷裕二
出版社:
幻冬舎
出版年:
2012年7月
定 価:
本体1,200円+税

楽しいマンガとコラムで「記憶」を知る

やる気をとりあげた『のうだま』につづく第2弾。今回は「記憶」をとりあげる。イラストレーターの上大岡トメのマンガと脳研究者である池谷裕二のコラムにより、記憶の種類や記憶のしくみ、記憶するコツなどを紹介していく。

池谷裕二は記憶に関与する脳部位「海馬」の専門家。池谷裕二によると、よく会話に登場する「年をとれば、記憶力は衰える」という俗説はウソだという。大切なのは「好奇心」だそうだ。

「脳という装置は経年劣化しない」

最初のほうにあるコラムで、こんな記述がある。「解剖学的知見からは、脳の神経細胞の数は、3歳以降はほぼ一定で、100歳まで生きてもほとんど変化がないことが報告されている。つまり、脳という装置は経年劣化しない」と。ではなぜ、加齢により記憶力が低下するという俗説が生まれているのか。本書はそんな話題からはじまる。

記憶の種類やしくみ。記憶のコツ

「短期記憶」と「長期記憶」の違いからはじまり、つぎに長期記憶の3つ、「経験記憶」「知識記憶」「方法記憶」を3兄弟として紹介する。そして「記憶の素LTP」と解説されていく。LTPを効率よく起こす方法として、「シータ波を出す」「感情が動くようにする(扁桃体が活動する)」が紹介されている。また、レミニセンス効果など、睡眠と記憶の関係も解説される。(もちろんマンガとコラムで)

ひとこと

前作『のうだま』とは異なり、文章は池谷裕二のコラムとなっている。気軽に読めて、記憶にまつわる知識や記憶のコツが得られる本。

初投稿日:2014年10月18日

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